永保寺へ 2

多治見の永保寺。
思い立って出かけたのだが、
前に行ったのがいつだったか
思い出せない。
回遊式の庭園と太鼓橋の印象は
残っていたが、それ以外は
全く記憶がない。
車をどこに止めたのか、
どういう順路で境内に入るのか
初めて行った場所と同じ感覚で
迷いながら行った。
近くを中央線が通っていて、
公衆トイレの前に安置してある
お地蔵様の横を、
電車が何度も通り過ぎた。
　　　　　　　　　　　　　Ｙ

永保寺へ

多治見の虎渓山永保寺へ
何年かぶりに行ってきました。
すっかりなにもかも
忘れていましたが
庭の真ん中に池とお御堂が
あったことだけ覚えていました。
のんびりと散策する人たちが
ちらほら・・静かな庭園で
けらけらけら・・笑っているものは
国宝級の茅葺屋根であります。
どーんと存在するのは
あなた・・灯篭のように見えますでしょ。
実はキノコのお化けの焼き物です。
ニョッキニョッキ石塔を挟んで
松がいい具合に成長してますでしょ・・
これは近くの店屋さんの
売り物のようでした。
　　　　　　　　　　　ｍ

収穫

先日田舎で芋ほりをしてきました。
大きいものが撮れると
やはり嬉しいものです。
新聞で読んだのですが、今どきの幼稚園の
芋ほりは、畑の芋蔓がきれいに
取り除いてあって・・しかも
土の中にラップに包まれてリボンの
かけられているものが・・あああ芋が
畑の中から出てくるのだそうですね。
なんということでしょう。
せっかく自然に親しむ
良い機会だというのに・・

マイマイガの被害にあった田舎の渋柿は
これだけ・・そのかわり
自宅の裏山の平種無し柿が
大豊作で、どちらも干し柿にします。
　　　　　　　　　　　　ｍ

日溜まり

先日の、田舎の我が家の庭先、
大分南に傾いてきた秋の陽が
貰ってきた火鉢や
黄色く枯れ始めた風知草に当たって
しかし、もうそれほど暑さはない。
今日は風も強く、日差しはたっぷりだが
ひんやりとした空気で、
冬が近づいているのを実感させられる
天気だった。
　　　　　　　　　　　Ｙ

秋の陽

暫くぐずついた天気が続いていたが、
昨日は午後になって急に青空になった。
晴れると空気が澄んで、晴れ晴れとした
気分になれる。
まだ陽射しは暑いくらいだったが、
もうすぐこの温もりが恋しくなる
時季だ。
シュウメイギクもすっかり花が
散ってしまったが、
一輪だけ残っていた花びらで
秋の日差しを作画してみた。
　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

三日月

「お月様いくつ　十三七つ
まだ年は若いな」
意味不明の日本の童謡を
ふと思い出します・・
昨日の月は月齢２・２の
三日月でしたが・・
今日の月は月齢３・２
少し太めの月になります。
この月はいつか見た月・・
先月の三日月です。
淡く儚げであまりにも美しく
電線に引っかかっていました。
　　　　　　　　　　　　ｍ

夕照

ｍと同じときに撮ったもの。
ここ数日雨模様だったが、
午後からようやく光が出てきた。
秋の日は釣瓶落としというが、
本当に陽が沈んだ後は、あっという間に
暗くなる。
春は陽が落ちた後も暮れなずむ明るさの中で
しばらく作業ができるが、
今はもう手元が暗くなって、外の仕事は
おしまいだ。
まだまだやるべきことは山積みなのだが・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

宵闇

日没が早くなってきました。
夕焼けや野火を眺めていると
すぐに冷気に囲まれて
暗くなってきてしまいます。
久しぶりの西山展望です。
先日、叔母さんの補聴器の件で
田舎に帰った折のものです。
耳が遠くなりすぎると
自分の声が頭の中で響くようです。
歳をとるということは
なかなか大変なことです。
　　　　　　　　　　ｍ

家族？

どこかこの辺りに
遊び心のある人が
住んでいるらしい・・
去年は一つおいて前の畑
ＰＣを前に三人が
並んで腰かけていました。
畑の作物が片づけられても
いつまでものんびりと
日がな一日遠くを眺めています。
野暮ったい服にキラキラのレイ！
ナカナカイケテマス！
　　　　　　　　　ｍ

マムシ草

田舎の雑草園のベンケイ桃の下に
春にこのマムシ草が花をつけていた。
刈り取るつもりだったが、
他の作業で手が回らず、ほかっておいたら
秋になって緑の実が赤く色づいていた。
全部赤くなってから写真に撮ろうと
待っていたら、何と実が何者かに食べられて
このように何ともグロテスクだが、
奇妙な造形物に変化していた。
それにしてもこの草は全草が毒草で
実にも毒があるはずなのに、
一体誰が食べたのだろう。
蓼食う虫も好き好きとはいうが、
自然の世界には不思議なことが多い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ