フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

竹ワイパー

2012-06-30 | 日記


コンクリート壁に巨大な
ワイパーの痕。
草が壁にこすれてできた
小さなワイパーはときどき
見かけるが、
ここまで巨大なのは
はじめて見た。
近くに居た人に聞くと、
竹が倒れてきたのを
ほかって置いたのだという。
これも自然が創り出した
アートだ。
赤い外車と組み合わせて
作画してみた。
         Y
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学び舎 1

2012-06-30 | 日記






一、十、百、千、万・・京・・
階段を少女が駆け上っていく。
笑い声が耳鳴りのように聞こえて
気配はふっとどこかへ消えてしまうようです。
勉学への扉が道しるべのように
開かれていました。
それを辿っていけばいいだけのことなのに
あちらこちらと寄り道の遠回りをして
到着したところには・・
滅びの時計がゆっくりと回っていたのでした。
              m
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時の証言者

2012-06-28 | 日記


壁に貼られた新聞紙が
茶に変色して、
アフリカの地図のように
残っている。
真ん中には、ポマードの
宣伝の絵。
細かい文字は判読できなかったが、
この家ができてからの歳月が
どれ程経ったのか、
これは紛れも無く、
時の証言者だ・・・
           Y
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨日

2012-06-28 | 日記




いつからか都会へと
人が流れていってしまって
山里の人家は、どこも寂れています。
ヒメジョオンの花盛りなのが
いっそう侘しさを募らせます。
雨樋は、中途半端に投げ出されて
人が通らないから
迷惑にもならないでしょうが・・
つつーと弧を描いて
雨が滴れ落ちていきます。
上之保にて。
          m

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーム

2012-06-27 | 日記




街歩きをしているとき
ツバメをみかけました。
低く飛ぶその姿を
なんとか撮影できないかと
苦心惨憺しましたが・・
くるりくるりと反転して
なすすべがありません。
ようやく写した一枚は、
ホームの材料を咥えて忙しそうでした。
玄関から顔を出して
お留守番を強いられそうなワンちゃんは
ぬくぬくとしたホームがあって
安心だけれど・・
ちょつぴり外出できない不満で
もやもやもやもや・・
          m
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

路地

2012-06-26 | 日記






町歩きは楽しい。色々なモノに出逢える。
ほとんどがそこに住む人が造り出したものだ。
しかもほとんど作為なく!
時にそれは今日の連れ合いのブログのように
アートにもなるし、
光景にもなる。
そういうものを見つけると、
思わずにやりとなる。
その上、健康にもいいとなれば、
いくら野良仕事が忙しいからと言っても
時には町歩きも欠かせない。
              Y
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街歩き

2012-06-26 | 日記






街の中には、
結構、アートなものが散らばっています。
歩いていて、それらを発見したときは、
愉快な気持ちになります。
みんな、芸術的センスを持って
暮しているのだなぁと・・
変に感心したりもします。
時に未完成だと思われるものも
ありますが・・
その存在自体がそのままで
もはや、一種の誰にも
マネのできないアートだと思われます。
           m
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕焼け・三日月

2012-06-25 | 日記




23日土曜日、実家に行き、
夕食を済ませて外へ出ると
まだ充分に明るい。
この日はうす曇の蒸し暑い天気だったが、
7時半を過ぎて、次第に空が
赤く染まりだした。
その色も急激に薄れたかと思うと、
中天に三日月が現れた・・・
夏至を過ぎたばかりのころ、
つかの間の美しい夕景だ。
              Y
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンケイ菊

2012-06-25 | 日記


日が暮れかかっています。
田舎から各務原の我が家への戻り道です。
このところは、あっちこっちと
行ったり来たりで月日がたっていきます。
キンケイ菊の咲いているあたりまでくると
農作業で、疲労の残る体に
なんとなく安堵の気持ちが広がります。
西山に向かって一本道を走ります。
明日へ続く道でもあります。
           m
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時・記憶

2012-06-22 | 日記


この微妙な文字のかすれ、
時というものが経過していく有様と
記憶がかすれ、不確かなものになっていく
姿が、
この文字の形の中に
具象化されているような気がして、
愛おしいような、
切ないような
こわいような
複雑な思いがして・・・
            Y

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする