フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

オオヤマレンゲとホオの花

2014-05-31 | 日記




t.aさんが、オオヤマレンゲの
花が開いた姿を見たいと言われていたので
アップしました。
俯き加減に、花びらはこれ以上は開かず、
次の日にはもう黄色くなって、やがて
褐色に縮れてしまう。
命の短い花ですが、中の赤いしべとの
色具合が美しい花です。
今年は例年よりも早く、例年よりも
沢山の花をつけました。
下は朴(ホオ)の花。モクレンやオオヤマレンゲと同じく
マグノリア属の木の花で、鮮烈な芳香を放ちます。
なかなか咲かない花ですが、今年は例年になく
田舎に行く道すがら、よく見かけました。
実家に行って我が家の朴の木をよく見たら、
一輪だけすでに茶色くなってしまった花を
発見しました。
               Y
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水の王国

2014-05-29 | 日記




大阪から戻り、田舎に行くと
田んぼには水が張られていた。
今は田植えも終わり、早苗が
どんどん伸びている。
特に夕暮れ時、水面に夕映えが
映るころはありきたりの風景が
重層的になり、田んぼのもっとも
美しき季節だ。
          Y
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2014-05-29 | 日記



オオヤマレンゲの蕾一つ
ここまで丸くなって・・これはもう
咲き始める一歩手前の状態です。
何年か前に買って、庭木にしたのですが
咲いても一日花なのであっという間に
黄ばんで皺くちゃになっていきます。
俯いて咲くので・・
恥じらいを持った
ちょっと寂しい少女のような印象ですが
真ん丸の蕾はまた別の生き物のようでした。
         m

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豊田市美術館 2

2014-05-28 | 日記







荒木経惟の「往生写集」を観てきました。
Yの感想に全く同感しています。
何度もみて知っているのに
「センチメンタルな旅」の陽子の
気だるい表情に心が魅かれます。
痩せっぽっちの身体が放っている生と死の匂い・・
もうこのころすでに遠いところで
身体が悪かったのでは・・
と勘ぐってしまいそうです。
仄暗い旅館の一室、蒲団の皴の清潔さ
なかでも石棺をイメージした草叢のベンチに
心が狼狽えてしまいます。
チロも空も良いけれど
アラーキーはやっぱり陽子さんですね。
孤独と寂しさが交じり合います・・
            m


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豊田市美術館

2014-05-27 | 日記




5月の連休前に豊田市美術館へ出かけた。
もちろん荒木経惟の「往生写集」を観るためだ。
膨大な作品群の中で、やはり初期の私小説的な
作品に惹きつけられた。レトリックはあるにしても
作者の心情が生々しく滲み出ていて、
「生」と「性」のなまめかしさ、切なさ、
生きることの一筋縄ではいかない感情が
表現された作風は、まぎれもなくアラーキーの
「世界」だった。
この美術館は初めて行ったのだが、
広大な敷地に遊び心のあるモニュメントが
配置されたりしていて、
作品を観る以外でも楽しめた。
                Y
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桐の花

2014-05-27 | 日記







今年は花の時期に大阪にいたので
山藤や桐の花を見つけても
なかなかじっくりと構えて
撮影できませんでした。
特に、桐は今年はよく花をつけていて
去年から、マークしておいた撮影場所を
訪ねていれば・・きっと良かっただろうと
思います・・毎年花のつき方が違います。
そうしてみると、繰り返している季節は
同じようで同じではないと気付かされます。
日々の暮らしも同じように過ぎていくのに
少しづつずれていく気がします。
日常の不思議の一つですね。
            m
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寡黙

2014-05-26 | 日記





日常から外れて・・
そこにあるけれども
誰も気にもしないで
過ごしています。
日常に手一杯なので・・
そこにあるけれども
見ないで通り過ぎています。
長い土塀の先の民家は
(本来はそれぞれ別個なのでしょうが・・)
至極普通の暮らしぶりのようです。
石仏の磨滅したしたり顔も
寺の片隅にあって
感心もされません。
そういう存在の仕方の中に・・
何かがあるようにも思われます。
          m


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大阪の動物

2014-05-23 | 日記




大阪では人ばかりが目立った。
けれども動物にも少し出遭った。
上は焼肉屋の看板なのか、
電柱を上っている作り物の牛だが、
下はお初天神小路の裏にいた猫。
ここは再開発がとん挫しているのか
小さな商売屋が壊れかけたまま放置されている。
2年ぐらい前、きらりの例会でも通った場所だが
その時と変わっていなかった。
人の姿はなく、猫の住処になっていた。
でも意外にきれいな猫だった。
                    Y

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ポーズ

2014-05-22 | 日記


小さなお社の向こうから
品を作って見つめる少女
夜ともなれば、照明に妖しく輝いて
通る人ごとに誘うだろうか?
お社の上も横も煩悩の
住処になってしまっている街
シャッターをここで止めているのは
明らかにまやかし・・
意図が丸見えの街の落とし穴
そういえば・・夜には客引きのイケメンの
お兄ちゃんたちがずらり並んでいた・・
            m
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大阪 路地

2014-05-21 | 日記






mと同じく、朝ホテルを出て
会場までの道筋をふらふら歩きながら
スナップしたもの。
このあたりは夜はけばけばしい灯と
人の多さでギラギラしているが、
朝は自然の光と人の少なさで
雑然とした普通の路地になっている。
それでも大阪という都会の
猥雑なエネルギーはあちこちに
滲み出していた・・・
            Y
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