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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夏の終わり 二つの遙かぶり

2013年09月01日 | 日記

8月31日(土)  晴れ  猛烈な蒸し暑さ と気まぐれに降る雨 

台風が来るのか来ないのか?と気をもんだが、温帯性低気圧になったことで一安心。8月も終わり、この町にとっては豊穣の秋を迎えるので雨風は困りもの。リンゴもサンサと云う品種は今が最盛期、田んぼの緑も黄金色に変わりつつある。

はじめの遙かぶりだが、仕事を辞めて10年が経ち当時の仲間や先輩後輩からのメールには懐かしさが先に立つ。昨日のこと、暑気払いをやった と先輩から写真を送ってもらった。この10年間、彼らと直接会うことはなかったが体型や顔かたちが変わっていない ・ ・ ・ と云うか、嘗ての若い頃の面影がそのままに見えるから不思議だ。未だ現職の人もいるが大方はリタイアしている。また、そのリタイアも早期退職と云う自ら己の道を選んでいる人が多い。

俺自身早退組だが、今思い返すと65才定年まで奉職することで自分の人生も終わってしまうかのような焦りがあった。勤務していた年月と退職後、人生を全うする年月を比べると早く仕事を辞めた方がよいと、心の葛藤があったことを思い出した。退職3年前に山裾に居を移し、週末田舎暮らしと決め込んだことが、俺の中では有意義な3年間だったように思う。“遙かぶりに”彼らの姿を見ていると躰の動きと共にあの頃が思い出される。皆が健康でいつまでもあの頃を思い出させてくれるのが嬉しい。

 

もう一つの遙かぶりだが、こちらは今夜のこと、3年半ぶりに活動を再開した「立科町9条の会」。こう言う活動は平和が当たり前になると集まる人数が少なくなり、こと重大事が起こるとこれまた足並みが揃わなくなるのが常のようだ。人を集めるのは難しいが、多くの人をムリに集めようとせずに、しっかりと地道に定期的に活動を継続することが大切だと思う。誰に負担を掛けるのでも無く、集まった人が平和な日本・世界に向かって背筋を伸ばすことが大切なのだろう。今日の講話は、憲法を変えようと云う今の政治について、望月町の9条の会、岩下和(かのお)さん。解りやすく難しい憲法と政治の流れなど聞き応えのある楽しく勉強になる8月最後の夜だった。

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