田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

皐月といっても早春の気候 土筆も鈴蘭も春の仲間

2013年05月02日 | 日記

5月2日(木) 寒  一月前にもどった気温  太陽の暖かさと風の冷たさ

朝陽は暖かいが風が冷たい。太陽も高く昇ったので薄着で外にでたが、慌てて風よけのヤッケを取りに戻った。

庭の陽だまりのところではスズランと土筆が一緒に姿を見せている。土筆は4月の中半に目にしていたが、先月末の大雪で皆黒くなって消えていった。スギナの子だけあって根性はしっかりしたもので、再び姿を見せ始めている。スズランもいつもの年は大きいく広がった葉に隠れるように白い花が咲くが、今年は葉が広がる前から花が咲き出している。

西の外れではニワウメが可憐なピンクの花を見せた。この花は必ず花の数だけ実を着ける。小さな梅と言うよりもサクランボを小さくしたような実で、生で口に入れるのは痺れを覚悟を要するが、果実酒にすると酸味と透き通った赤い色で美しく仕上がる。 

朝の庭の一廻り、虫の姿がない。蝶も少し前は姿を見たが全くいない。 シモツケの花の裏側にコミスジの幼虫がいるかと探したが見当たらなかった。アップルミントの花の先に、蜂が来ているように動くものを見た。レンズを花に近づけると、シベだ。カバが大口を開けたように花を咲かせているが、シベは虫が来たら花粉を振りかけようと構えて待っているようだった。

 

風の冷たさで花も後ずさりをしたいだろう。

本格的に春になるのはいつからなのだろう。

コメント
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