田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

二度足を踏んだような新緑の芽生え 爽やかな季節到来

2013年05月13日 | 日記

5月13日(月)  本格的な初夏 爽やかな風 過ごしやすい一日

ひと段落した午前中、神社の点検に出かけた。この神社は茅葺きにトタンを被せているが、骨組みは全て柱を縄で縛ってあるだけだ。近頃はハクビシンが中へ入り込み屋根材の茅の中に巣を作ると云う。行事ごとに中を掃除をすると獣糞が目立つので、どこから中へ入り込んでいるのか外側の柱や囲み板に獣たちの爪痕がないか点検をっした。また、廻りのスギの枯れ枝が屋根に載っていないかみたが、先月隣の集落のKさんが竹竿の先にクマデを着けて書き落としてくれたので載っている枝は皆無だった。歴史のある地域の鎮守の杜として大切に守りつなぐのも住む者への義務なのだろう。

町の広報にのる神社 http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/bunkazai/236/000222.html

神社の正面に廻ると、集落の婆さまが畔で休憩していた。田んぼが始まると家にいるものは忙しくなるという。息子が休みの日に代掻きがやりやすいように手で田の淵を均すのだと云うが、水に濡れた土をトンボで中央へ寄せるのは容易じゃないと良いながら畔を回り始めた。俺は更に神社の南側から北側へ回ると、そこにはタチスボスミレが今年も沢山の花を見せてくれている。この境内にはいろいろな花咲くので楽しいところだが、つい通り過ぎてしまっている。

昼近くになってしまったが、家に戻り裏の石積みで休んでいると枯れ葉がこすれる音が聞こえた。シダの生えるところで毎年姿を見せるカナヘビだ。太陽が石を暖めたころ、身体に熱を貯めているのかじっと動かなくなった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする