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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

田舎ならではの盆 静かに過ごすのが良いのか

2010年08月13日 | 日記
8月13日(金) 曇り    雨こそ降らなかったが  動けば熱い一日

延びのびにしていた薪割りが待っている。
太陽も出ない曇り日、外仕事には最適なのだが、今日は盆の入り ・ ・ ・
チェンソーや薪割り機のエンジンで騒ぎ立てるのいけないような気がする。

先ずは集落の動きを見ようと外に出るが静かだ。
いつもなら小さな家内工業の旋盤の音がするが、休みのようだ。
焦点を定めずに歩いていると目の前に蜘蛛の巣がある。
中央にはまだ地位さなジョロウ蜘蛛がネットも修理しないまま陣取っている。


蜘蛛の巣が張られている下に、ヒメジャノメチョウが上目遣いで観察している。
今年は蝶の姿が少ないような気がする。
この種の蝶も初めてみるようだが、去年は沢山姿を見たが夏の後半だったのだろうか?


蝶が少ないと云うと、この花ゲンノショウコウも余り見かけない。
毎年よく見る道沿いの水路の脇を見に行くが一つだけしか咲いていなかった。


花を観察していると集落の南と東で草刈りのエンジン音が響きだした。
パワーを上げての草刈り作業、本格的に始めたようだ。
これで、おれも予定通りの薪作りができる。
午前中はチェンソーで薪材の長さを40cmに切り分ける作業をする。

アイリスの葉に絡みつき、刈り込んだ一位の木にも覆い被さっている蔓状の草
小さな紫の花を付けているが ・ ・ ・ その名がわからない。。
図鑑をひもとくと葉が3枚出ているのが特徴で可憐な花“ツルマメ”とある。
近似種で「ヤブマメ」というのがあると云うが、このツルマメも蔓が繁茂して藪のようになる。
ヤブマメは葉が丸く花は大きいようだ。
繁茂されては困るのだが、ツルマメの実がどうなるかを確かめたくのなる。


昼飯前にチェンソーの作業は大方終わりとしたが、飯がまだないのだ。
Mが出かけていて昼には戻るという。
普段の昼飯は1時を過ぎてもよいが、重労働をしているときには12時でもエネジーが切れる。
山登りで云えばシャリバテということで、急に疲れが出てくるのだ。
遅くなった昼飯で薪割りのペースもすっかり低下してしまった。


午後の休憩をと時計を見ると4時を過ぎていた。
そのときに、既に盛りをとっくに過ぎたネムノキにクロアゲハが来ていた。
最後になった花から花へ飛び回っているが、なかなかじっとしてくれない。
翅の下の部分に赤い点がいくつか見えるのだが ・ ・ ・暗い。


最後の片付けを終えて家に入ろうとすると、インククサが花と実が同時についている。
盆が過ぎると急に涼しくなるが、大丈夫なのだろうか?


夕方には集落から藁を燃す煙がたちのぼる。
盆の迎え火なのだろう ・ ・ ・
やがて軽トラの荷台に大勢人を乗せて墓参りに行く姿が見える。
住宅に近いところに墓ああると云うことは正しい日本なのだろう。
コメント (2)
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