一戦共闘 ~羽ばたけ!若鴎たち 翔破への記録~

スポーツ全般・政治・生活に関わる事・・・好き勝手に書いてます。
辛口ありの、甘口ありの、疑問ありのという感じです。

開幕戦 M3×-2Bs

2013-03-30 | ’13 千葉ロッテ
試合結果 M3×-2Bs(延長12回サヨナラ)

のっけから、クライマックスシリーズを戦っているような死闘。
総力戦で、ベンチ入りしてる投手は総て使い果たし、野手も神戸と江村以外は出場するという、何って試合だ!と。
伊東マリーンズの船出は、厳しいものにはなりましたが、昨年までの引き分けでも良いという甘えが消え、敗戦濃厚の崖っ淵から、勝とう!勝たなきゃ!という諦めない気持が見え、1つの勝ちに拘る厳しさが見えただけでも良かった。
素晴らしい出発式になったと思います。
秋の到着の頃には、輝かしい成績を収めて、大きな旗をゲット出来ている筈です。

兎に角疲れる試合でしたが、少し振り返ってみましょう。
M成瀬・Bs金子で始まった開幕戦。
金子は初の実戦マウンドとは思えないくらい、球が来ていました。
流石はエースだなと思うくらい、敵ながら天晴れ!です。
成瀬も失点こそしましたが、それなりに纏めて打球が当たるまでは良かったので、残念な降板でした。
それにしても、開幕戦から一戦必勝の投手リレーを見せた伊東監督。
細かい継投を繋いで、9回を終わった時点で残ってる投手は南・香月・服部のみ。
今季から3時間30分ルールが撤廃され、12回まで延長をやるのにどうするんだろう??と不安になりましたが、それが的中。
12回からマウンドに登った香月が、いきなりヒットでランナーを出すと、あれよあれよとアップアップになるのが見えてきます。
元々、持ち球が余り無く、コントロールもアバウトで、球速も130そこそこでは、この場面は厳しいだろうと思っていましたが、案の定安達に内角一辺倒のリードもあり、タイムリーを打たれます。
これで敗戦濃厚の雰囲気を一変させたのは、11時近くになっても帰る事の無い、ファンの声でした。
先頭のサブローがヒットで出ると、更に声援はヒートアップ。
清田が送って、金澤が四球で1死1・2塁。
岡田にPH細谷を送るのではないかと思いましたが、PRで細谷は登場。
キャプテン岡田に賭けた伊東監督の心意気を感じて、内野安打で満塁に。
根元は、しっかりと選んで押し出し四球で2-2に追い付き、角中勝負!
根元のガッツポーズは、伊東監督に白星を送りたいという気持の表れだったと思います。
そして、角中は初球を高々と打ち上げ、犠飛となってサヨナラ勝ち!!
このチームらしい綺麗な勝ち方ではありませんが、勝ったという結果が大事な試合ですので、どんな勝ち方でも勝てば良いのです。
昨年は、糞つまらない引き分け狙いの試合も多く、イライラしましたけど、こうやって目先の1勝を積んで行ければ、最終的には勝っといて良かったなぁ~と思う日が来るのです。
1つの勝ちに拘るというのは、士気を高めるには大事な事だと思います。
ですから、西何とか前監督は、負けないというのも大事だけど、勝つ!という意識を外からもう一度勉強して下さいね。

ドラマッティックな開幕戦は勝ちました!
でも、それも144試合の中の1試合にすぎません。
今日はまた今日で大事になります。
この熱い試合から、15時間後にはもう試合が来るのです。
もう数時間後には、新たな戦いが始まります。
今日は俊介です。
この勢いで勝ちを持って来い!!
そして、角中が言うように、最下位予想の解説者達をギャフンと言わせるんです。
伊東監督が言いました。
みんな本当に野球が好きなんだなぁと。
そうなんです!
千葉ロッテのファンは、野球が大好きなんですよ!!
ちなみに、我が家に届いたスポーツ紙は、余りにも長い試合すぎて、結果が途中までしか出ていないものでした・・・