きのむくままに

或る日の出来事

①酒造の神様  梅宮大社・松尾大社

2012-03-30 | Weblog

 

寒さ厳しく 霙、小雪の舞う天候の中バスを降り「梅宮」を訪ねる。

 

梅宮大社

 

日本最古の酒造の神 

子授け、安産と造酒の神様

 

 神徳、伝説

 木花咲耶姫命は瓊々杵尊と結婚すると一夜にして懐妊したが、これを瓊々杵尊が疑う。

この疑いを晴らすため、木花咲耶姫命は砂の上に室屋をつくり、自身の貞節を天地神明に誓いその中に入り火を放ったが、

炎の中で何の支障もなく彦火々出見尊を安産したという。

 この言い伝えにより、橘嘉智子皇后が懐妊したとき社殿の砂を床の下に敷いて仁明天皇を出産したが安産だったとされている。


 

始めて見る小さな椿がお出迎え

               

 

 

      

                                                                 もぶれる程の椿の花!

 

  猫がいっぱい

 

 引いたけど末吉・・・ 

 

     

 

 

 

 今年は寒いので 今頃見頃を迎えています。

 

 

 松尾大社

 

 松尾大社は賀茂神社と並び京都最古の神社といわれている。

 現在の松尾大社の後方にある松尾山中頂上近くにある巨岩を信仰の対象とし、

一帯の住民の守護神としたのが神社の起源とされているようである。

 朝鮮から渡来した秦氏がこの地に移住し、農業や林業を興したが、

大宝元年(701年)に現在の地に社殿を建立し、一族が社家をつとめたという。

 平安遷都以後は皇室鎮護の社となり、行幸も数十回行われたとされ、貞観8年(866年)には正一位の位が与えられたといわれている。

 


 中世以降、醸造の神様として、全国の酒造家などから信仰を集めている。

これは、天平5年(733年)に社殿背後より泉が湧き出たとき、

『この水で酒を醸すとき福が招来し家業繁栄する』との松尾の神の御宣託があったことに由来しているという。

 

 

                                

                                                                                       ここも日本第一??

   

 

 

 

 資料館に展示の酒造り工程模型

 

 拝殿

 

手水舎

 

      

 

 「拝殿」の南側には軒下に酒樽が積まれた「神輿(みこし)庫」が建っている。

 松尾大社は酒造の神様ということから、これらの酒樽は全国の酒造家より奉納されたものという。

 

 樽占い

 

 釣殿 奥に「本殿」があるが 非公開

 

      

                                               亀の井

この井戸からの湧き水は、延命長寿、蘇りの名水と伝えられている。

酒が腐らないとも言われ、酒造業者はこの水を酒の元水として造り水に混和して用いるという。

 酒造家はこの水を持ち帰り、醸造時に混ぜて使うという。また、この水は長寿の水として知られているようで、

多くの人がこの水を汲みに訪れているようである。

 全国の酒造家や醤油、味噌、酢等の製造及び販売業者の方々から格別な尊崇を受けているのは、この霊泉のためである。

 

 霊亀の滝

 

常夜灯  台座の「相撲取り」?形がみな違ってて 楽しい。

 

コメント
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