内閣府が2023年7~9月期のGDP速報を発表しました。
GDP速報値は前期比0・5%減で、年率換算すると2・1%減の
3四半期振りのマイナス成長でした。
要因としては長引く物価高で個人消費不振・企業の設備投資等
内需の落ち込みが大きい。
長引く物価高に賃上げがついて行けず、節約志向で個人消費は
低迷となった。
内容としては個人消費は0・04%減、これは2四半期連続マイナス
外食・宿泊等サービス消費は持ち直したが、物価高騰で節約志向
で食料品は落ち込んで居る。
自動車販売は低調、設備投資も、工場建設・半導体製造装置向けが
減で0.6%マイナス、住宅投資は0・1%減となる。
因みに内需の寄与度はマイナス0・4ポイントで、外需はマイナス
0・1ポイントとなった。