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G7環境相サミットで、米国はパリー協定離脱するが地球温暖化対策は行うと妙な論理展開

2017-06-12 06:14:39 | Weblog

先進7ケ国の環境大臣によるG7環境サミットがイタリアで開催された。

米国は、先般オバマ大統領が締結した、地球温暖化対策の国際的枠組みの
パリー協定は米国経済にとり障害となるので離脱すると表明しました。

今回はトランプ氏が米国ファーストでパリー協定離脱表明後開かれる会合
で、米国を説得出来るか注目された。

パリー協定は米国・中国を除く先進国だけで自主目標を設定した京都議定書
に変わる国際的地球温暖化対策の枠組みです。

地球温暖化対策は各国の思惑で姿勢が違います。
それがやっと国際的枠組みとしてパリー協定締結までこぎ着けたと言うのに
トランプ氏がパリー協定は米国経済の障害になると離脱表明をした。

米国が参加しない地球温暖化対策のパリー協定は意義が薄れる。
因みに各国の温室効果ガスCO2の排出は下記の通りです。

中国90兆2300万トン・米国51兆1900万トン・インド18兆6800
万トン・ロシア15兆4300万トン・日本12兆3500万トン。

今回パリー協定には中国・米国が入り、巧く行くかと思われた矢先の米国
離脱表明で折角のパリー協定が崩れた感じです。

処で、今回の会合で米国代表は、米国に益がないパリー協定は離脱するが
地球温暖化対策の国際的枠組みは尊重すると言う妙な論理を持ちだした。

要約すると、米国経済に有利な地球温暖化対策は歓迎するがパリー協定は
ダメだと言う事らしい。

余りにも一人よがりな論理、米国は益々国際社会から見放されて誰も
言う事聞かなくなるのでは・・・・


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