日々好日

さて今日のニュースは

罰則つき受動喫煙防止新法に死活問題と反発日本で成立出来るのか?

2016-01-27 06:53:28 | Weblog

先日東京五輪に向けてIOCから開催条件として出された受動喫煙対策について
政府が罰則付き新法を検討して居る旨を書きました。

これについて様々な反響が出て来た事が新聞に掲載されて居ます。

まず喫茶店等から罰則付き受動喫煙防止新法が成立し規制強化されると死活
問題だと危機感を露わにした。

喫茶店で寛ぎ、タバコを喫うのは愛煙家にとっては至福の時間なんです。
それが出来なくなれば喫茶店の死活問題と言うのも納得出来ます。

全国的に罰則付き受動喫煙防止条例を制定した自治体があるが、結果は散々
で分煙化出来ない小規模店は諸に影響を受け立ちゆかなくなった店も出て来た。

神奈川県では旅館等に受動喫煙防止条例協力店のステッカーを貼って協力を
呼びかけて居るとの事です。

ただ罰則付きでも現在罰則適用事例はないので、飽くまで建前かも知れませんね。

肝心の東京都は桝添都知事が受動喫煙防止条例制定に積極的姿勢を見せて
居たが自民党都議員から一律規制でなく自主的に取り組むべきと要望があって
姿勢に変化が出て来たらしい。

都が設置した有識者会議も罰則付き条例にはイマイチすっきりしない。

東京五輪のための受動喫煙防止でなく全国的運動にすべきとの論もある。

また分煙でなく全面喫煙にすべしと言う強硬な意見もある。

反面、趣味嗜好まで罰則は遣り過ぎと言う声もあります。

それに受動喫煙防止新法制定には政治的意向もあると言う事です。

タバコ葉耕作者は自民党にとっては貴重な票田でもあります。

一部自民党議員は新法に反対との事です。

因みに2008年の北京五輪以後バンクーバー・ロンドン・ソチ・リオまで
飲食店・駅バス鉄道等禁煙を義務化して管理者や喫煙者への罰則を設けて居た。

ただ北京大会では飲食店のみ分煙の義務化で済ませて居ます。
又今年のリオも喫煙者への罰則なしとして居まが後は全て義務化です。

18年開催の韓国平昌大会は飲食店も鉄道バスは分煙の義務化に留めて
居るが管理者や喫煙者への罰則適用を定めています。

東京五輪だけが飲食店や鉄道バス等での喫煙義務化とせず努力目標として居る。
勿論管理者や喫煙者への罰則はなしです。

これで東京五輪が開催出来るのか?

受動喫煙防止新法は果たして制定されるのか?

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外国観光客の民泊今春から解... | トップ | IT活用フィンテック金融サ... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事