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さて今日のニュースは

NATOを巡るトランプ氏と欧州との確執

2017-09-02 09:25:35 | Weblog

冷戦時代は米国とNATOは堅く結ばれて居て、何処の国も手出しは
出来ない状態でしたが、ソ連が解体しロシアとなると、冷戦が終わり
やがて同盟国となる。

当然ソ連に対抗するためのNATOも微妙な立場となった。

処がプーチン政権になり、強いロシアと世界覇権を口にしウクライナ
やシリア問題で欧州と敵対状況が生じ事態は急変した。

 急遽NATOの存在が大きく浮かびあがった。

NATOも結成当時は欧州12ケ国でしたが今は東欧関係も加入し
29ケ国となって居ます。

処がトランプ米国大統領出現でNATOと欧米関係がオカシクなって
来ました。

欧州が相応の負担をせず米国に頼り過ぎて居る、今後は欧州各国は
GDPの2%まで負担金を増やせと、強要した。

これに応じたのは5ケ国だったのに腹を立てたトランプ氏NATO
から手を引くとまで言い出した。

これには流石各国も困りGDP2%の国防費にする事を渋々承知。

因みに日本はGDPの1%の5兆円です。
2%となると10兆円で年間予算の1割となります。

しかしトランプ氏は日本に対しても、米国は日本を守らねばならないが、
日本は米国を守る様になってないと不満を表明して居ます。
日本にも2%の防衛費をと要請して居ます。
防衛費増額で米国の兵器を沢山買わせる魂胆が見え見えですね。

話しは逸れたがトランプ氏の発言に欧州は一斉に反発した。

特にドイツのメルケン首相は是までのNATOの米国依存を見直す時期
が来たと発言。

米国離れが現実のものとなって来た様ですね。

相変わらずトランプ氏はTwitterで怪気炎を挙げて世界を引っ掻き廻して
居る様ですね。


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