今臨時国会の会期は先月末から12月14日まで延長されて居ます。
今国会の大きな目玉の一つとも言えるカジノ法案と年金制度改革法案が昨日の参院委員会で
採択され、今日閉幕寸前の臨時国会でカジノ法案は衆院本会議で、年金法案は参院本会議で
可決成立される事となった。
カジノ法は国営賭博の容認で大変問題を抱えた法案でしたが、何故か自民党は成立を急ぎ
衆院委員会審議はわずか5時間30分と言う記録的審議で可決した曰くありの法案です。
自民党は政府がギャンブル依存症防止策を明示する・施行5年内に法の見直しを行うと言う
修正案を民進党が容認して採決され、参院・衆院本会議で可決成立される事となった。
とうとう日本でも特区限定とは言え、カジノで賭博が公認される事となりますね。
さて此の法案は悪法となる可能性が充分にありそうですね。
年金制度改革法案は将来の年金制度確保のため年金を大幅カットする年金カット法案と
言われて居ます。
物価が上昇しても現役世代の賃金が下がれば年金支給額を減額する。
支給額の伸びを1%ずつ抑制するマクロ経済スライドを強化する。
5年先の2021年から施行。
民進党は政府が年金支給額を出し直すと言うので此方も採決容認した。
本当に此の二法案いずれも重要法案であるにもかかわらず、それこそ閉会間際に滑り
込ませると言う狡い遣り方は、国民を全く馬鹿にした遣り方としか思えません。