菅首相は小泉環境相と協議し26日の臨時国会の首相所信表明で
国内温室ガスを2050年には排出ゼロを目指す事を打ち出す事と
した模様。
50年には脱炭素社会実現の宣言です。
次世代型太陽電池・発電所や工場から排出される二酸化炭素を
燃料や化学品に再利用する、カーボンリサイクルにも触れる。
温室ガス削減問題は15年に採択されたパリ協定によれば国別に
50年までにゼロを目指して削減目標を立てる様になって居ます。
これに基きEUと英国は50年実質ゼロを目指す事を公表。
CO2排出量が多い中国さえ60年実質ゼロを表明しました。
一方日本は50年に80%削減、今世紀後半に実現出来る様努力
するとして居ました。
温室ガス削減には生産部門に大きな負担が掛かり経済成長に
大きく関わるので簡単にハイ削減しますと言えません。
トランプ氏パリ協定から脱退を示唆し反対の立場を取って
居ます。
現在排出の多い米国とインドが反対して居るので折角各国が
努力しても両国の反対でパア―となります。
ただ米国の大統領選次第で大きく変化する可能性が出て来た
菅首相はその様な状況を読み取り50年実質ゼロを打ち出した
様ですね。
まあ後30年先の事は判りませんので責任のない表明とも取れ
ますね。
ますね。