トランプ米大統領は任期途中のコミーFBI長官を解任した。
米国FBI長官は任期10年で、政治的中立が認められ政治に左右されない
のが原則です。
今回2013年オバマ前大統領が任命したコミーFBI長官が任期途中に突然
トランプ氏によって解任されました。
どうもトランプ氏のロシア疑惑所謂「ロシアンゲート」の捜査強化に対して
捜査妨害のため異例の解任を断行したのではと言われて居る。
コミー長官は米大統領選で対立のクリントン候補が私用メールを乱用疑惑や
ロシアが米国大統領選でサイバー攻撃を仕掛けトランプ氏に有利に工作した
疑惑やトランプ氏とロシア癒着疑惑等について捜査して居ました。
トランプ氏にとっては謂わばコミーFBI長官は目障りな存在だったのですね。
失脚に繋がりかねないコミー長官に先手を打って強引に任期途中で解任となった
のでしょう。
経済優先で人を信用しないトランプ氏未だ閣僚等の人事が巧く行かずトランプ
体制はガタガタと言われて居ます。
ただトランプ氏の雇用対策に期待する中間層と言われる人々の絶大な支持。
しかし遣る事は殆ど失敗で米国民に見離されるのは時の問題とさえ言われて居る。
国際的にも遣る事が場当たり的で、米国の信用は地に墜ちたと言っても過言では
ない。
それでもアメリカは大国です。
トランプ氏は何時まで裸の王様を演じ続けるのでしょうね。