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さて今日のニュースは

日銀9月短観発表3期振り悪化安倍首相経済政策見直すべきか

2015-10-02 06:44:42 | 政治経済

1万社余の企業責任者が予想する景気動向を指数化にして四半期毎に発表する日銀の企業短期
経済観測調査所謂短観は、経済の動向を占う上で大変重要な役割を果たしています。

多寡が企業経営者の憶測を多い少ないとしただけではと言う向きもあるが、是が不思議と当たる。
今では先々の経済の動向を見定める指針となって居ます。

9月期の短観は代表的指標の大企業製造業の業況判断指数は前回6月に較べて6ポイントさがり
プラス12で3四半期振り悪化しました。

また3ケ月先の先行きDIも、企業規模や業種を問わず悪化と出ました。

原因は中国等の新興国景気減速や株安によるものとされる。

是で日銀は2015・21016年度物価見通しを下方修正する事を検討。
懸案のデフレ脱却はまだまだ先との事になりそうだ。

詳しくは大企業非製造業のDIは2ポイン上昇プラス25でした。
是には中国観光客等の爆買いによる消費拡大が関係して居る。
但し先行きDIが6ポント悪化と出た。

中小企業製造業は横這い。
中小企業非製造業は小幅に悪化。

8月の消費者物価指数は原油安でマイナスとなり、目標の2%が遠くなって来た。

日銀は2015年度は前年比で0・7%増、2016年度は同じく1・9%増として居ましたが今回
是を下方修正する事を検討賭した模様。

是で安倍政権が打ち出して居るアベノミクス政策も苦境に立たされる事となった。

新に打ち出したアベノミクス新三本の矢も何やら色失せた感じです。

因みにアベノミクス新三本の矢とは、希望を生み出す強い経済・夢を繋ぐ子育て支援・安心に
繋がる社会保障である。



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