日銀金融緩和拡大に限界説出て、決断のし処か

日銀は今日明日と金融政策決定会合を開きます。

是は中国経済の減速や原油価格下落で金融市場が混乱し株安・円高傾向にあるが
どう対処すべきかを討議する重要な会合となりそうです。

現在日経平均株価は昨年末２万円台に手が届こうとしたのに年が明けて急激に下落
し一時は１万６千円台まで下落、今はどうにか１万７千円台まで回復しています。

為替相場も同じ様で一時は対ドルで１１６円台まで高騰し現在１１８円台です。
円高要因はまだ続いて居るのでまた何時高騰するか判りません。

現在日銀は金融緩和で年間８兆円の追加緩和を行って居るが是は大半が国債
買い入れです。

国債買い入れは月間発行数の９割も買い入れて居るので、何れ購入可能な国債が
なくなるのではないかと言う限界説が出始めた模様。

また利下げするにもゼロ金利に等しい昨今これ以上利下げする余裕はない。

市場では金融緩和期待の声があるが、これ以上国債購入には限界が見え、さて
どの様な手を打って来るかですね。

さて今日明日の会合でその答えが出て来るか？