今国会初の衆院憲法審査会が開催されました。
自民党や日本維新の会等改憲勢力は昨年の臨時国会で論点整理まで
こぎつけた緊急事態条項創設等を中心に、改憲条文化に向けて議論
を加速させたいとして居ます。
自民党は党改憲草案4項目の早期審議を要望する
因みに自民党改憲草案の4項目とは、国民主権・国民の基本的人権
の尊重・平和主義と言う憲法3原則を守り、早急に解決すべき憲法
改正の4項目を提起したものです。
一つ安全保障に関わる自衛隊の明記と自衛隊の措置。
二つ緊急事態発生時の対応の強化の明示。
三つ参院合区解消と、各都道府県から1名以上の議員選出
四つ家庭の経済的事情で左右されない教育の充実
どれも早急に解決されねばならない事項ですが、憲法改正となると
どうしても憲法9条の不戦の誓い・戦争の放棄が問題となって仲々手
をつけられない状況です。
憲法9条への自衛隊の明記、自衛隊は軍隊でないと言う主張が何時
までも通用するものでない事は明白です
世界でも有数の最先端兵器と設備を持った自衛隊を最早軍隊でない
と言うのは無理な話しです。
丸腰では独立国ととして遣って行けない事は各国承知です。
世界の経済大国となった日本が防衛を他国頼みに出来ない事も明白
何時までも言い逃れて居ては世界が相手にして呉れなくなります。
今の世界状況では専守防衛だけでは独立国として遣って行けません。
しかし戦争だけはイヤだと言うのが国民の本音です。