小説やドラマの世界の出来事と認識して居た保釈中の刑事被告の
海外逃亡しのためGPS装着を命令出来る刑事訴訟法の改正案を
閣議決定した。
ただし装着は海外逃亡を防ぐ必要がある時に限定し、不正な
取り外しは処罰される。
また公判不出頭や指定された住居を離れた場合も刑事罰が
新設された。
裁判所が逃亡の恐れがある保釈者へ装着命令が出来るとする。
これはニッサンの元会長カルロスゴーン被告が保釈中に易々と
海外逃亡された事等で制度化されるもの。
制度化は今国会成立を目指し、成立後順次施行、GPS装着は
公布から5年以内に開始する。
ただ一方でプライバシー侵害が懸念されるが、過剰な身柄拘束
を防ぎたいと言う願いがある様だ。