夏に行われる参院選を前に選挙を占う上で大切な衆院補欠選挙が北海道5区と
京都3区で今日告示されます。
今回の選挙の結果次第では衆参同日選挙の有無を決定するかも知れない大事な
補欠選挙です。
自民党は衆院で68%・参院で56%の絶対多数を占めて居ます。
しかし憲法改正を狙う阿倍政権としては国会議員の3分の2獲得にはまだ
程遠く、夏の参院選に賭けて居るようです。
また経済再建が遅々として進まずこの際消費税値上げを再延期するかどうかの
選択も迫られています。
阿倍政権は強引に集団的自衛権行使の可能な安全保障関連法を制定しました。
更に憲法改正を目指す阿倍政権にとっては、どの様な手段をとっても勝ちたい
選挙です。
処が肝心の京都3区の補欠選挙には自民党は候補者を擁立していません。
京都3区の補欠選挙の要因は元自民党選出議員の不倫騒動で議員辞職、欠員
となったもので、自民党としては候補者選出で擁立断念した様です。
因みに新党として発足した民進党の公認候補が初めて戦う国政選挙です。
野党第1党として民進党を京都選挙民がどれだけ評価するかも見ものですね。