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FTAはTPPに代わる協定になりうるのか?

2012-08-31 08:39:47 | Weblog
現在「環大平洋連携協定TPP」は米国主導で米国の国益に沿った形での
協定交渉國選別にかかって居ます。

日本は是に対し、国際からの孤立を恐れる政府や、関税撤廃で輸出増を狙う
産業界等に後押しで、協定参加申し込みをして居るが、ハードルは高く今の
処参加は五分五分と見られています。

しかし国内的にはTPP参加は、日本の農業の崩壊に繋がり、将来食糧の
確保がむつかしくなる可能性があるとして大反対の様です。

今回此とは別に、東南アジア諸国連盟ASEANと日・中・韓・印等の
16ケ國で「アジア広域自由貿易協定FTA」の交渉が始まり2015年
妥結に向けて討議されて居ます。

もし纏まれば名目GDPで19兆ドル・1500兆円と言う世界最大規模の
経済提携が誕生する。

何しろ世界GDP第2の中国と、第3位の日本それに成長甚だしい新興国の
インドやインドネシア等が加入するとなると世界一の広域貿易協定になる
事は間違いありません。

その中で、日本がどんな役目を果たす事が出来るかが問題になって来そうです。

TPPは中国抜きの米国主導の貿易協定で、米国の国益優先の広域貿易協定
に対し中国を含むアジアを主体とした広域貿易協定、此方が部が有りそうです。

現在ASEAN・10ケ國と日・中・韓・印の他豪州・ニュージランドが予備
協議を進めて居ます。

ただ現在日本と韓国・中国間では領有権問題でギクシャクしてこれが貿易協定
にも深く影響を与えて居る様です。

果たして日本にとってTPP協定参加と、FTA広域協定参加どちらがより重要
になって来るのでしょうか?

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