先般対米貿易収支で日本がドイツを抜いて中国に次いで第2位となった事を書いた。
対米貿易黒字国第1位は中国で3470億ドル・日本689億ドル・ドイツ649億ドル
でした。
日本の対米貿易黒字は7兆7千億円となった。
今回貿易黒字で大きく変わる経常黒字についてドイツが世界一になった事で同じEU間で
色々不満が出て来たと言う事です。
2016年経常黒字では独逸が前年比で5・3%増2660億ユーロ邦貨換算で32兆円
一昨年トップの中国を抜いて世界一となった。
世界一儲かった国となる。
中国や日本に対米貿易黒字で遅れをとっても一番儲かった国がドイツとなります。
ドイツの経常黒字はドイツGDPの8%を超える見通し。
米国は経常黒字がGDPの3%を超える国を為替操作国と認定する基準にして居ます。
因みに経常赤字と対GDP比は日本は3・29%で中国は2・96%で韓国7・68%
ドイツ8・45%です。
米国は日本も為替操作国の一つと非難していますが、これは円の特殊性で投資家が作り
出すもので、日本にとっては大いに迷惑な話です。
話は戻りますが、EU間でドイツの独り勝ちに不満が出て居ると言う。
国家と連携経済圏国家との難しい立場がありそう。
ドイツも今後一層内需拡大・投資促進が迫られて来そうですね。
それは日本もまた同じと言う事です。