日々好日

さて今日のニュースは

ネット利用の選挙運動

2010-07-02 08:38:21 | Weblog
恐らく今日日本全国に民主党の参院選チラシが配布されて居ると思います。

SPと背中合わせにマイクを両手で抱え、獅子が咆吼する様な菅首相の写真でタイトルが
「私は国民と政権をつくる」となって居ます。

内容に言及しようと思ったが、特定の政党の事をブログ等で取り上げると今回のネット
選挙解禁の先送りで公職選挙法に触れるのでは心配になって来ました。

今の公職選挙法は「べからず法」と言われ「何々はしてはいけません」と実に細かく
禁止事項が明記されて居ます。

議会制民主主義を支える選挙制度に関する事ですから当然公平な選挙を行うために禁止事項
が多目に亘るのは仕方無い事です。

只世の中は日々新たに進化していきます。
世の中の流れについて行けない旧態依然の公職選挙法では困ります。

ネットを使ったホームページやブログ等は「不特定多数への文書図画の頒布」当たるとの事
で禁止されて居ます。

其処で今回ネット利用の選挙解禁が法律になり成立する運びとなったが、政治とカネの問題
や普天間基地問題で国会が紛糾し法案は先送りとなってしまいました。

ネット等苦手な候補者にとっては一安心の様ですが、この解禁を手ぐすね引いて待って居た
候補者には肩すかしを食らった感じです。

処がネットを利用して一般の人が特定政党の支持や反対を表明する事は公職選挙法に触れる
のかどうも其処の処がスッキリしません。

現時点で法に触れるなら、ブログ等で与党や野党の事を書く事は御法度となります。
それは候補者本人でなく支持者や一般人とも法に触れるのか?

候補者は公示前日をもって一切禁止は判りますが、一般の人が特定の政党を支持したり反対
するブログ等書き込めば一種の選挙運動とみなされるのか?

もしそうなら、選挙期間中は政党に関する事はタブー事項となりはしないか?

マア体した影響力があるブログではないし、少々書いてもノミの喰らうのにも敵わない事で
痛くも痒くも無い事ですが、厳密に言えばマスコミの論調も特定の政党の支持や批評等は、
出来ない事になりはしないか?

そうなると国民参加の国選は大変厳しいものになりはしないか?

安易にブログで各政党について書いて居たが期間中は少し考えねばならないのでしょうか?
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