随分前のは話しになるが全国的に記念切手収集ブームがありましたね。
私も将来高い金で売れると云う噂に踊らされ随分沢山の記念切手を買い込みました。
売り方を知らないシロウトの身ではそれが誤算である事を後で知らされた。
郵便料は次々と値上がりし飛んだムダ使いとなった。
仕方なくその後郵便料として使って居たがこの頃は手紙を出す機会も減って徒に
ストックに堪っています。
売りに出しても二束三文の値しかつかないので、勿体ない気がして決心がつかず
未だ宝の持ち腐れより、ゴミの山の状態です。
中には可成りの値の記念切手も混ざって居る様ですがシロウトには手に負えません
ですね。
コレクションははっきりした信念を持って始めなければなりませんね。
時勢に流れ、ええ加減に始めると後で手痛いシッペ返しを喰うと云う事を今になって
知りました。
先日このブログで２０１６年熊本地震の補正予算は９割が使い道不明の予備費で
ある事を書きその一部の１０２３億円の概算について述べました。
今回その１０２３億円を第１弾とする詳しい使途を閣議決定したとの事。
主な使い道は下記のとおりです。
中小企業施設復旧への補助４００億円。
商店街アンケート等復旧補助２３億円
小規模事業者相談態勢と販売開拓強化に３０億円。
九州観光支援旅行券発行へ１８０億円。
風評被害対策として海外への情報発信として２０億円。
畜舎・農業ハウス再建・修繕に３５億円。
農業集出荷施設等の再建・修繕に１３億円。
作付け転換費用助成に８千万円。
ため池緊急調査に１１億円。
阿蘇大橋地区土砂災害対策・橋の再建に向けた調査のため１５億円。
道路復旧・俵山トンネル仮復旧に３５億円。
地震・火山観測網の復旧に９億円。
まあ趣旨は判るが、何か不急不要な参院対策のばらまきに映って仕方がない。
すったもんだの末結局は参院選を考慮してか、消費増税は再延期された。
これに対し、再延期反対の立場の公明党や、財政上反対の立場の財務省や
増税による政策実施を目論む自民党内にも異論が続出して居た模様。
しかし世界経済を逆手に経済再生と云う天下の宝刀を抜かれては、反対は
出来ず、首相の意のままにならざるを得ません。
本日首相は消費税増税を来年４月から２年半延ばす事を正式表明するとか。
同時に再延期理由や財政再建への対応等国民への説明もする予定とか。
増税再延期なら衆院解散をと強固に反対した麻生財務相も首相の専権事項
なら従わねばならないと鉾を納め了承したとの事。
これに対し民進・共産・社民・生活の野党４党は増税再延期はアベノミクス
の破綻で責任を取れと不信任案を提出したが、如何にせん、力の差であっさり
否決されてしまった。
さて首相は今回の増税再延期をどの様に説明し国民の了承をとる積もりなん
でしょうね。
首相は増税再延期でも予定通り２０年度にはプライマリバランスを黒字化する
目途があると強腰しの様です。
また再延期を２年半延ばし１９年１０月に延ばしたのは、１８年１２月自民党
総裁任期満了、１９年夏の参院選等を考慮した狡い考え方と勘ぐる向きもある。
政治家は自分が潰されない様あらゆる方便を取ると言われて居ます。
恐らく阿倍首相もそれに倣ったのでしょうね。
