日々好日

さて今日のニュースは

GDP年率換算実質・名目とも大きく修正か?

2014-03-11 09:29:30 | Weblog

政府は前期に打ち出した実質GDP・名目GDPとも2013年10~12月期の実績で
大きく下方修正を行いました。

実質GDPは前期予測では0・3%の成長が見込まれ年率換算で1・0%を予測。
処が10~12月期実績は0・2%で年率換算で0・7%の成長と下方修正。

名目GDPは前期0・4%増で年率換算1・6%を予測。
しかし10~12月期は0・3%増で年率換算1・2%成長と下方修正しました。

此は13年度GDP成長率を2・6%と予測した政府の見通し甘さが指摘されます。

今後14年1~3月期増税前の駆け込み需要で成長率は一時的高まると思われるが
増税に伴い景気停滞が長引く可能性が出て来ました。

2013年10~12月実績では、個人消費・住宅投資・設備投資・公共事業とも大きく
落ち込み、内需寄与度もプラス0・8からプラス0・7へ下方修正された。

輸出から輸入を差し引いた外需寄与度はマイナス5と前期予測と変わらず。

アベノミクス効果で円安株高が起きて日本経済にやっと希望が見え始めたと誰もが
期待したが、意外と一時的現象と見る向きもある様だ。

根本的には少子化と企業海外移転で国内産業の空洞化が一番の問題です。

生産労働力の急激な減少、企業海外移転で働く場所が無くなり所得が減って来た。
企業はコスト重視で短期労働者採用に切り替え、所得は益々減ってきた。

其処に円安で材料高騰・物価上昇で個人消費は伸び悩み、企業も先の事考えると
設備投資処ではないとなって来る。

公共事業も来年度予算が付いて此からと言う処で前の予算の消化状態ですね。

政府は賃金を上げた企業や設備投資する企業には税制面で優遇したりして居る。
此に答えて労働者の賃上げを約束する大企業が続出しています。

だが折角賃上げが約束されても消費税増税や公共料金値上げ、物価の値上げが
続けば何の足しにもなりません。

アベノミクスの本当の成果が問われるのは此からかも知れませんね。


東日本大震災発生後3年経過したけれど・・・

2014-03-11 08:21:50 | Weblog

東北3県東方沖の太平洋側の広範囲で、M9・0と言う海溝型地震が、3年前の今日
午後2時46分に発生しました。

近年経験した事のないM9・0と言う巨大地震。
地震と余震で東北3県の沿岸部は大きな被害を受けた。

又地震によって引き起こされた大津波は高さ10メートルにも達し内陸6キロまで及び
全ての建物を呑み込んで街を村を潰滅状態にしました。

この災害の犠牲者2万人の殆どが津波に呑まれて命を落としたと言われます。

更にこの地震は沿岸部の原発を襲い福島第一原発は津波等で冷却する電源がやられ
メルトダウン・水素爆発・放射能拡散と言う、悪い方に進行しあわや臨界事故寸前までと
言う大きな原発事故まで引き起こしました。

あれから3年災害復興は住民の思惑・自治体・國の対応等で遅々として進まない様です。

処で気になる事がまた囁かれて居るとか。

それはまた同じ様な地震が再び起きるのではないかと云う事です。

この様な大きな地震の後は暫くは起きないと云う事が常識の様ですが、この3年間に人身に
感じる有感地震が1万606回も起きて居る事です。

現在の東北地方では震度5~6位の地震が頻発して居ると言う。

時系列的に見ると1年目が7996回・2年目が1583回・3年目入り1027回の有感地震を
記録して居るとか。

確かに減って来ては居るが何せ自然相手の事予測困難な事です。

現在は専ら大きな地震は南海トラフの海溝型地震と、関東一円の断層による直下型地震に
関心が集まって居ます。

しかし復興も進んでない東北地方に又地震発生の可能性が消えた訳ではありません。

特にアウタライズ地震と言う新たな地震の脅威も囁かれ始めた。
此は震源地が、遠く離れた海溝で発生した地震で、人身には余り激しく感じなくても、其処で
起きた大きな津波が襲って来ると言うものです。

東北地方沿岸部では既にその様な津波を経験して居る区域もあるとか。

そう言った意味からも今後大きな津波が来てもびくともしない街造りが急がれますね。