日々好日

さて今日のニュースは

自民総裁選候補者乱立?

2008-09-06 14:35:59 | Weblog
10日告示22日開票の自民党総裁選に麻生幹事長が景気対策優先、バラマキ赤字
国債発行もやむを得ないと、公明党との定額減税推進を旗印に、いち早く立候補宣言表明した。
是に対し予想された財政再建派から消費税引き上げを全面に出し、国民に日本の 財政を考え様と無派閥の与謝野財経相が手を挙げました。
次に国防や安全保障について検討しようと、津島派から石破前防衛相が立候補した
始め麻生氏の対抗馬と目されていた町村派の小池前防衛相や、山崎派の石原元政調
会長等は20名の推薦者獲得に苦戦して居る模様です。
両者とも経済成長で財政の立て直しをと言う上げ潮派のリーダーで、小泉政権の流れを組み構造改革や行革推進で、埋蔵金の有効利用等を掲げて居ます。
派閥の領袖のタガが緩み、派閥そのものが、ガタガタになり、殆どの派閥が自主 投票、派閥の権限での締め付けは無いと言っていても、先走り推薦者で旗を振り
もし結果次第では居心地が悪くなるぞと、牽制されれば、敢えて火中の栗を拾う者
が少ないのも判る様な気がします。
勝ち馬に乗る様に政治家独特の処世術が仲々推薦者集めが上手く行かない理由の様
です。
この他にも町村派から山本参院議員や津島派の棚橋元科学技術相や、若手議員からも是非代表をと、又小泉チルドレン一派も話題は一杯ある様ですが、未だ20名の
推薦者獲得には至って居ない模様です。
10日届け出後行われる共同記者会見では果たして何人の候補者会見するのか
今の処不透明です。
野党はこれは、首相席明け渡し密約説隠しだと騒いで居る様ですが、自民党員に
とって、選択数が多い事は歓迎すべき事の様に思われます。
ただ党員内で囁かれて居ると言う、財政問題では選挙に勝てないと言う噂。
地方や農漁村、中小企業や大企業相手では、話の持って行き様が、国民相手とは、異なって来るのではないのでしょうか?。
その辺の処を、どう各候補が言いくるめるか?自民党が本当に国民の方に顔が
向いているか、見極めて、衆院戦の参考にしましょう。
景気対策結構ですが、バラマキは一時的逃避で解決にはなりません。
日本をどうかしなくてはと、真剣に考えるなら、我々に何が出来るのか?
逃げ出さなくて考える時が来たのでは無いでしょうか?
誰が新しい首相に選出されるか判らないが、どうも臨時国会冒頭の代表質問後に
10月衆院解散11月総選挙の情勢が濃厚になって来ました。
但し新首相次第では、補正予算成立後とか、来年度予算案成立後の解散も有りとか
しかし公明党懸案事項、東京都議選の事を考えると年内衆院選挙が濃厚ではないでしょうか?