仕事帰り、畑の出店で紅花を見つけました!
以前にこのブログに書いたかもしれませんが、
高橋文太郎著の『武蔵保谷村郷土資料』によれば、
かつて保谷地域では紅花の栽培が盛んだったそう。
換金作物として、染色の材料となる「紅餅」というものを作っていたそうです。
ただし、文太郎が記録した昭和10年ごろには、すでに産業としては衰退し、
それに用いた道具すら残っておらず、
老婆の思い出話として書きとめられています。
そんな紅花を発見したので、うれしくなったかめしーた。
畑にいたお母さんに声をかけて写真を撮らせてもらいました。
西東京市は新宿や池袋から30分とかからないベッドタウン。
最近は、マンションや住宅建設が盛んです。
でも、すぐそばに、こうして畑が残り、農業がおこなわれています。
そんな西東京市は
「都市と農業が共生するまちづくり」をめざし、様々な試みを行っています。
その一つがこちら、今年オープンしたばかりの「農のアトリエ 蔵の里」。
農家さんが自宅の蔵をギャラリーやサロンに使えるように改造。
中には、ちょっと昔の写真や農具なんかもあります。
とっても素敵な場所なんです。
詳しくはこちらを見てね。
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/enjoy/dekigoto/kura.html
さてさて紅花といえば、
柴又帝釈天で授けていただける
「一粒符」という「飲むお守り」があります。
紅花で染めた紙に書いた経文を小さ~くした紅い粒。
万病に効くと言われます。
私の大好きな「みをつくし料理帖」シリーズにも出てまいります。
今日、かめぱぱに飲んでもらおうっと。
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