VFR800は乗り物です!

その名の通り、VFR800について広く浅く知ってゆこう!というブログなのですが・・脱線が多いです・・

VFR改造日記 その44(『DCBSブレーキ』理解する・・・・・・・) 

2011-08-03 22:27:47 | VFR800P改造 ブレーキ編
ブレーキシステムを改造する前に、まずは現在の『DCBS』について知っておかないと
いけないと思い、『サービスマニュアル』を熟読しました。
そこで・・・大まかに解ったことを記載します。
『DCBS』・・・『デュアルコンバインブレーキシステム』の略語・・では『デュアル』は・・・
日本語に訳すと・・・『二重』という意味・・・『コンバイン』は・・・『一体』という意味
で解る通り・・・前後のブレーキが一体となっているシステムを言います。



つまり・・・『後ブレーキ』をかけても・・『前ブレーキ』が働き・・・・
『前ブレーキ』をかけても・・・・『後ブレーキ』が働くシステムです・・・・・
※このシステム・・・略図を見ると・・・よく、考えられていることが・・理解できます。


まずは・・・『前ブレーキ』・・・右手の『ブレーキレバー』を握ると・・・・
『マスターシリンダー』の『ブレーキオイル』が圧縮されて・・・『フロントキャリパー』に



『キャリパー』では『ピストン』に圧がかかり・・・『ピストン』の圧で『ブレーキパッド』が
締め付けられて・・『ブレーキディスク』を挟んで・・『ブレーキ』がかかります。



ブレーキがかかると・・『二次マスター』が押さえつけられて・・・『マスター』内の
『ブレーキオイル』に圧がかかり・・・



『チューブ』を通して・・・『ディレイバルブ』を通って『リアブレーキキャリパー』に



『キャリパー』から『ピストン』に圧がかかり・・・『ピストン』の圧で『ブレーキパッド』が
締め付けられて・・『ブレーキディスク』を挟んで・・『ブレーキ』がかかる

という・・・緻密なしくみになってます・・・
では・・・『リアブレーキ』は?というと・・・・・・・・・



『リアブレーキ』をかけると・・・『オレンジ』の通り・・・『リアキャリパー』のうちの
前後の『ピストン』に圧がかかり・・『ブレーキ』がかかります
と・・・同時に・・・『ブルー』の方にも圧がかかり・・・『フロントキャリパー』も
『ブレーキ』がかかり・・・
『二次マスター』が押さえつけられて・・・『レッド』の系統で・・・・
『リアキャリパー』の『センターピストン』に圧がかかります・・・・・・・・・・

ピストンは一般的には・・2個が主流なのですが・・(例えば VFR750・CB1300)
VFR800に関しましては・・・3個・・・・では・・・『ABS』の
RC49は何個でしょう?・・・答えは『3個』でした・・・・



こちらが・・・『右キャリパー』側の『パーツリスト』です・・・・
色を塗ってる部分のみが・・・『MCP』部品です・・・・
つまり・・・『ディスク』と『ブラケット』関係が『MCP』部品となります。



こちらが・・・・・・・『左キャリパー』の『パーツリスト』です・・・・・
やはり・・・・『ディスク』と『ブラケット』関係が『MCP』部品となります。



価格及び・・・部品番号です・・・・・・・・・・
現在では・・価格は上がっているみたいです・・・・・(それでなくてもバイク部品は高いのに・・・)
ちなみに 『○○○○-MCP-○○○○』が・・・一般では購入出来ない部品です・・・・・



次に・・・『リアキャリパー』です・・・・・・
『リアキャリパー』も『ピストン』が3個であることが理解出来ます・・・・・



やはり・・・『MCP』部品は一般の方は購入出来ません・・・・・・・VFR750の
場合は『MV8』と呼ばれていました・・・・・・



ということで・・・今日は、ここまで・・・・



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