林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

寺子屋の正統派「堅焼」

2011年06月28日 | チェーン店の煎餅屋
こんばんは。
恐ろしく蒸すし暑いですね。
現在ホームページの改装中でして、
7/5から営業再開の予定なのですが
これがまた遅々として進んでおらず
さすがに慌ててきました。
夏はお煎餅の需要が少ないとはいえ
あまりにも不出来なHPではみっともないので
追い込みかけて頑張っていきたいです。



さて、今日のおせんべいは寺子屋本舗「堅焼」です。
丸いおせんべいで厚みがあり、確かに堅そうです。

昔ながらのおせんべい、という素朴な色合いをしています。
食べる前から、こういうシンプルなお煎餅のレポートは非常に難しいと、
構えてしまいます。

早速食べてみるとペッタンコで気泡が少なくバリバリ食べれます。
濃くもなく薄くもなく、おかげで生地の焼けた香ばしさが際立っています。
醤油の味にとがった感じがなく、やや丸くい味わいに作られています。

素朴な見た目のお煎餅は味が薄かったりしますが、
この堅焼きは適度に味がついていて、
堅さもあるので、さすがにスーパーのお煎餅とは違いました。




クリーミーなカレーうどんのせんべい

2011年06月26日 | その他のせんべい
こんにちは。
先日、テレビの放送の撮影がありました。
千葉テレビの熱血BO-SOという番組の収録です。
後日、向かいの藤倉商店さんに撮っていただいた写真をアップしますね。

さて、今日のご紹介は巣鴨のかれーうどん屋さんとコラボした
クリーミーカレーうどん匠揚げ「古奈屋」揚げあられです。



巣鴨にある有名カレーうどん屋?さん
とのコラボ煎餅ですね。落ち着いた黄色を基調にして、
背景を黒を使い高級感をだしています。

お煎餅をお皿に開けてみると、
カラムーチョのスティックをひとまわり大きくしたような
棒状のお菓子が出てきました。
あれ?これってもしかして煎餅じゃない?
と一瞬おびえましたが、
原材料にはうるち米ともち米の表記がありひと安心。
うどん屋とのコラボだけど間違いなくお煎餅です。

早速食べてみると、食感が非常に特徴的です。
ボリっとしてボソっとしています。
生地に気泡が少なく、やや湿気たような、そんな食感に
やっぱりお米じゃないんじゃないか!?
なんて再び思いましたがれっきとしたお煎餅のようです。
どちらかというと、
うどんの乾麺を揚げて少しだけ膨らませたら
こんな食感になるんじゃないかと思います。

味は甘めに出来ていて同時に辛さもあります。
ちょっと甘ったるいような、
言葉を変えるならクリーミーな甘さに
カレーのスパイスが辛みをだしています。
チーズパウダーを使って甘く仕上げれば
「クリーミー」な味わいになるのかもしれないなと、
勉強になる試食になりました。冷たい緑茶でどうぞ。






あぐら屋「博多明太子せん」クチコミ

2011年06月22日 | 亀田製菓
ひっじょうに暑い。
こんな日はビールをくくっといきたいものですが
そんな時のおつまみにはこのお煎餅をいってみてはいかがでしょう?



今日は寺子屋本舗シリーズをさえぎって
亀田製菓のサークルK、サンクスコラボブランド「あぐら屋」の
博多明太子せんのクチコミです。

アルミを使って湿気に強く、電車でおじさん達が
おつまみを食べ合うのに便利な自立タイプのパッケージ。
食べてみるとこりゃおどろき、
お菓子にありがちな明太子風味っというよりは
本格的に明太子の味。
質感こそ違うけれど
鼻につん、とくる魚介特有の臭みを
各種のエキスパウダーとゆずの風味を合わせて
良く似せて作っているんですわ。さらに後から来る辛みまでそっくり。
ご飯がススムならぬ煎餅がススミます。
煎餅の生地は残念ながら安い作りなので
これをうまい米で造った生地を使ったら
うまいだろうなぁ~と思いました。





豆がはいった寺子屋本舗のおかき

2011年06月21日 | チェーン店の煎餅屋
おはようございます。
大変蒸してきましたね。
お煎餅にはつらい季節ですが、一度開封したお煎餅は
しっかり閉じて冷凍庫に保管しましょう。
凍ったりしないので安心ですよ。



さて、今日も寺子屋本舗「おかき」豆入りです。
ピンボールよりはすこし小さいこの豆いりおかき。
梅干しパウダーを入れてるとくれば
こだわりの逸品かもしれぬと
このきつね色の照り感が期待をくすぐりますが、
食べてみると外はカリっ、中はふわっと、そして豆がボリ。
3つの食感が入り混じりながらも、おせんべいとしての統一感を
存分に残しております。
ふわっとした中の生地は非常にきめ細かく
綿あめとはいいませんが、うまい棒よもサラサラとした
上品といえる味わいに、濃いめの醤油がまたうまく
舌の上でからんでくるんです。
梅干しパウダーの方はほんの香りづけ、隠し味で
普通に食べる時には気になりません。
5本入りなのですが、そのくらいが飽きずに丁度よく食べれらる。
そんなお煎餅でございます。





寺子屋-七味焼を食べる。

2011年06月17日 | チェーン店の煎餅屋
細かい雨が降る日でした。
霧のような雨が車の風圧で舞って
店内に吹き込んでくるものですから
お店はほとんど開店休業状態。
そんなおり千葉のガーデンホテル様より注文をいただき
上品川巻をせっせこせっせこ、パートの方に詰めてもらいました。
一生懸命作業している横で私はじっと、
椅子に座ったままにらめっこ。
あーでもないこーでもないと、暗号の意味を解明すべく
パソコンでCSSとHTMLの言語を打っては間違えを繰り返して
1日で1歩。新しいHPのために作業をしていたのでございます。



さて、今日のおせんべいは寺子屋本舗「七味焼」です。

先日の「醤油」と同じくもち米を使った四角い生地で
岩肌のようなゴツゴツした表面に

香辛料がまんべんなくかかっています。

赤い唐辛子緑の青のり

黄色の陳皮黒の胡麻、山椒

色とりどりの和製香辛料が食欲をそそります。

さっそく食べてみると、舌に香辛料が触れた途端
複雑な香辛料の味わいが電気のように走り
そこへもち米、醤油、だし、のベースが重低音を響かせます。

じんわりとおいしさがこみ上げて、
そこへ最初ピリ辛だった香辛料が
じわじわと辛さを増し
ついにお茶が欲しくなる。
シーハーシーハー
犬のような浅い口だけ呼吸になってしまいます。

お茶コールドでお願いします。