林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

春のぽ~っと

2008年04月30日 | ノンジャンル
春の暖かい日ざし。
林田本店の前の漢方薬局「下田康生堂」はお休み。
参道は足音がコツコツと響いてしまうほど
ご参拝のお客様が少なく、
昨日が祝日で慌しかったせいもあり
今日はとてもゆるりとした時がお店にも
参道にも流れております。
心地よい風がふわっと踊ると
鮮やかな色をした草花が気持ちよさそうなリズムで
揺られています。
こういう日には少しぬるめのお茶を両手に
成田山公園の木陰でぽ~と、過ごしたいものです。
ずるずるずる、ふぅ~。


開白大法会

2008年04月28日 | ノンジャンル
成田ではお祭りが開かれています。

今日はみんなで町を練り歩いていました。
先頭は成田高校(唐川選手出身)のマンドリン部がパレードです。

その後にわいわい歩いてきた小学生がかわいいです。
嬉しそうな男の子としょんぼりな女の子。

その後ぞくぞくぞく。町の喧嘩衆!?「うらぁ」

巫女様・・・ではないのですが風格のある女性。

そして導師様。


団十郎御一行お練

2008年04月26日 | ノンジャンル
「はぁ~あなりた~よぉいぃとこぉろ、わっせ♪」
朝から景気のいい音楽が町に流れておりました。
うっすらと空にはりついた雲が冷たい空気を運んでいてもなんのその。
雨がふってもなんのその。
今日は団十郎丈と海老蔵丈が駅から成田山までの通りをお練り遊ばして
見物にきた老若男女がパシャパシャするもワァキャぁするのも無礼講。
喜び放題楽しんでおられるのがうらやましゅうございました。
若旦那はカメラを構えてお練を待っている間に疲れてしまって
いざお練の先頭、成田の踊り子衆がやってきた時にはギブアップ。
集中力を切らして撮った写真はぶれてばかりで悲しゅうございました。
せめて踊り子衆の様子だけでも伝えようかと撮った写真でございます。



こちらは当店の2階から大筒で目標を定める女将でございます。
険しい表情。見つからないよう柵の後ろから狙う手馴れた身のこなし。
そして2mはあろうかという大筒。
腕利きのコマンドーに違いございやせん。


団十郎丈、海老蔵丈がお店の前を通るときに
上から紙ふぶきを舞わせようと
女将はこの赤い大筒に色とりどりの紙片を充填し、
発射の時を待ちかまえているのでございやす。。

その頃若旦那はというと、踊り子衆がうまく撮れなかったことによる
疲労と悲しみからようやく開放されて、さぁこい団十郎丈、海老蔵丈
と待ち構えておったのでございやす。
前から「団十郎御一行」の垂れ幕を掲げたコンパニオンが歩いてきて
この後にはご両人が控えておわせられる!撮るぞ!
とカメラを構えやしたが、ガードマンが両人の脇を完全に固めており、
さらにはそのガードマンに張り付くように見物客がわっせと取り囲んでいるので
若旦那は出る幕無し。
人の波に押し流されてはピントをあわせることもできやせん。
若旦那は絶望に飲まれてくるくる回転。
もはやこれまで最後のあがきだ!
と、カメラを両手で抱え上げ、レンズを海老蔵丈へ向けると、
ファインダーも見ずにシャッターを切りまくったのです。
半眼眼の海老蔵丈。
まるで仏様のようでございますなぁ。


製粉

2008年04月24日 | ノンジャンル
雨の日はしっとりしますな。
お店の前を通るのは車ばかりで
参拝にこられるお客様は少ないですな。
そうなると若旦那は何をするのかというと
今日は製粉をしたのですな。
お米を機械式の臼で挽いて粉々にするのですな。
お米を上から機械に入れると下から
パラパラパラパラ、スコールのような勢いでお米の粉が降ってまいって
それを手で受けるとサラサラブツブツ。
心地良い感触に酔いしれますが
仕上がりを大きく左右するので
癒されている場合でもないのですな。
粉がフカフカな大きさに仕上がる頃には
若旦那は真っ白に染め上がってしまうのですわ。

大せん

2008年04月23日 | ノンジャンル
ある晴れた日の翌日のやはり晴れた日。
暖かい陽気に誘われて、ぶらりと参拝にいらっしゃる沢山のお客様。
のんびりと散歩を楽しむお客様の中に一人
弾丸のような迫力で当店に向かうお客様。
横須賀から3時間かけていらっしゃる老婦人。
一昨日にいらっしゃり当店は定休日。
昨日にいらっしゃり当店は臨時休業。
本日にいらっしゃり当店はようやく営業日。
往復で6時間を3日間。のべ18時間の気持ちを
当店に注いで頂き心から感謝感激でございました。
「私、横須賀から来てここへくるの3度目の正直よ」と10回以上叱られ
心から平謝りでございました。

おばあちゃん。
「大せん」のために足を運んでくれて
本当にありがとうございます。