林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

個別包装のタグを一新しました。

2014年05月28日 | 日常

お店の前をおばちゃまのお客さんがおしゃべりしながら通る。

「おせんべいおいしいけど、一度開けると湿気るのよねー。」
「そうそう、一つずつ包装してあればいいのにねー。」

そして通り過ぎる。

若旦那は思う。
いやいやお客様、ありますよ個別包装!
ちゃんとタグまでつけてますよ!
よく見てよー!

しかし伝える間もいなくなる。

そこで若旦那は反省した。
もっとわかりやすいタグへ。
一目で印象に残るデザインへ。



タグが変わりました。

個別包装をご希望のお客様はこちらをお選び下さいね。



もったいないクーピー

2014年05月26日 | 日常



ポップを描くのに使うクーピーは兄のお下がり。
最近、芯先が丸くなり、描きづらくなったので削る。
付属の鉛筆削りにクーピーを刺し、くるくる回す。
しゅるしゅる、しっとりした削り心地。
綺麗な色の削りかすが、面状に出た後、丸まっていく。
そして、ゴミ箱に落ちる。
全ての色の芯を削ると、先が綺麗にとがったカラフルなクーピーが、クーピーケースの中で整然と並び、まるでコレクションが整い揃ったかのように、満足な気持ちになった。

しかし、ふとゴミ箱に目をやると綺麗な色のカスがカラフルに捨てられている。
手元の鉛筆削りにもカラフルな芯カスが渦を巻いてゴミになっている。
しゅるしゅると、くるくるクーピーを回すたびに、使えるはずの綺麗な色が、価値を失わせてゴミになる。

クーピーは全部が芯なのだから、カスは本当は使えたはずであり、
使えるはずのものを捨てる。
これは罪か。
私は罪の意識を感じるようになった。
クーピーはもったいないから色鉛筆を使うべきだと思った。
色鉛筆なら、削る時のゴミはほとんど木の部分なのだから無駄にならない。
そうだ。クーピーを使うなんて、もったいないもったいない!
そうだ色鉛筆を買おう!

そう考えて、クーピーをしまうためクーピーケースに目をやると
綺麗に先がとがり、整然とならぶクーピー達がいた。
どの色も最初の位置からほとんど減っていない。
そうか。
お前たちは今日初めて削られたのか・・・。

新しく色鉛筆を買う方が、もったいないんだ。