新しい広告のあり方

若旦那は広告を出したかった。
それも効果のある広告を出したかった。
無駄のない。ムラのない。
素敵な広告を出したかった。

以前ネットでワンクリック課金制の広告を出したが
効果は得られず、完全に赤字だった。
ワンクリックされただけで１０円～２０円とられ
広告を見て、クリックして、購入してくれた人は
わずか0.3％。なんてこったいジーザース。
こんなものやってられるかい！
お金をドブに捨てたようなもんだぜい！と憤った若旦那。
さっと方向転換。ゴルフに目をつけた。




このボールを使ってゴルフをして
万が一OBをしても他の誰かが見つけたら
ひときわ目をひく広告になる。
「そういえば煎餅ってコンペの景品にいいかもな」
なんて思うかもしれない。
１８ホール回って、OBすることなく新品としての使い道が終わったら
（ゴルフボールは消耗品なので）
ゴルフ場の何気ないところに置き去りにしたりなんかして。


「当店をどのようして知りましたか？」
「お煎餅ロゴ入りのゴルフボールをみつけたので・・」

なんて広告、いいかもしれない。

ふっかつ。

風邪をひいて1週間。
ようやく治りました。
寝込んでいる間、ほとんどを睡眠に費やし
あまりに暇になると布団の上に転がりながら
DVD「座頭市物語」勝新太郎主演、をみておりました。
見えない早さで居合がズバズバズバズバ切り抜く殺陣、
勝新太郎のどろくさくコキタナイ演技。
名ゼリフ「厭な渡世だなぁ」
（数多のヤクザをたった一人で惨殺しておいて・・）
これって暴れん坊将軍よりもカッコいいじゃねぇか！と
興奮したのが風邪の長びいた原因かも
しれません。

風邪

土曜日から風邪をひいてしまって
なかなか治りやがらねぇのでございます。
若旦那はただ今もお休み中でございます。
申し訳ねぇこってす。
お店はやっておりますので
どうぞごひいきにおねがいいたしやす。

芸能人。

昨日のこと。
林田のおせんべいの前を大きなカメラをもった男と
３～４名のスタッフとおぼしき人たちが通り、過ぎた。
成田山で撮影があるのだろうか。
若旦那は気にもとめず、宅配便で送る品物の準備をしていた。
ダンボールの中にせんべい、緩衝材、納品書を入れ
ふたをしようと顔をあげると、騒がしい音が聞こえた。
不思議に思った若旦那は店の前へ出ると
向いにある竹細工のお店「藤倉商店」にカメラを向けられた
芸能人がいることに気がついた。
騒がしいかったのはギャラリー達。

シンプルな服装をした芸能人は細身で
身長があり、目がおっきく、端整な顔立ちをしていた。
騒いでいるギャラリーはおばちゃん達。
少しとぼけた感のある芸能人。

この顔は・・・

NHKでよくみる・・・

きよしくんだ！


若旦那はブログのネタにしようと
急いで２階にあがり、しまっておいたカメラを持って
駆け降りて店の前できよしくんにカメラを向けると
撮影はやめてください。
スタッフが近づいてきて撮影を拒否された。


がっかりして再び梱包にいそしんでいると
たくさんのおばちゃんたちが煎餅を買いにいらして大嬉し。
購入のせんべいを袋に入れて、「１２６０円になります」
顔を上げてお客さんをみるとそこには誰もおらず
かわりに藤倉商店から撮影を終えたきよしくんに
おばちゃん達が吸い寄せられていた。

この煎餅を買ったの、どのおばちゃんだっけ？
若旦那は首をかしげたのでした。

おっさんハンコ

夜空にはたくさんの星が瞬いているけれど
それも見えているんはほんの一部分。
強烈に光っている星でも、地球との距離が遠ければ見えないし
他の星に隠れて見えないこともある。
成田では見えないものも、長野の高原では見えたりする。

才能もまた星のようなものかもしれない。
世の中にはたくさんの才能を持った人がいて
私の知らないところで光輝いている。

友達に作ってもらったハンコ。
「せんべいを焼くおっさん」
しがない煎餅屋にとって、ユーモアのあるワンポイントのイラストが
欲してやまなかったアイテムなのです。
あぁ～もっと作ってほしいなぁ～。

↓このハンコを作ってくれた友人のブログです。

ブランド：Estúdio N