林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

竹根印には見栄えのする箱が必要です!

2022年05月24日 | 千葉のせんべい

こんにちは、拓三です。

篆刻というと、石に彫るイメージがあるかと思いますが、

実は木に彫ったり、竹の根っこに彫ったりと、

その素材は自由に選べます。

素材によって、出来上がりの雰囲気や満足感の種類が違いまして、

完全な私見ではありますが、石に彫るのは本格派。

木に彫るのはおしゃれさん。

そして竹に彫るのは天邪鬼、そんなイメージを持っております。

というわけで、竹の根っこを使って印を彫りました。

竹の根っこには節がありまして、これが黒い斑点を持っていてカッコいいのですが、

やはりそこは竹の根っこ。

所詮竹の根っこなので、そのままだと安っぽいというかしょぼいというか。

いまひとつな見栄えなのです。

そこで見栄えのする箱に入れるとあら不思議。

とってもすごい印に見える、気がするのでした。

 


生地作りが一番せわしないです。

2022年05月14日 | 林田のおせんべい

 

こんにちは、拓三です。

お煎餅の製造作業でもっともせわしないのが生地作りです。

シンコにしてもオモチにしても、温度が変わると堅さから粘りから、刻々と変化するため、一定に作ることができなくなります。

とにかく手早く、そして止まらず、流れ作業で行うので、みんなそれぞれの作業をどんどんこなしていきます。

長年勤めていただいている従業員さん達のおかげで成り立っている、お煎餅づくりなのでした。