林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

焼き立てを生醤油で!!”?

2022年01月22日 | 林田のおせんべい
林田のおせんべいさんの投稿 2022年1月21日金曜日


こんにちは、拓三です。

生醤油っていい響きですよね。

お煎餅って、生醤油を使っても乾燥させる過程で酸化してしまうので、結局意味がないんです。

しかしところが、焼き立て煎餅にすぐつけて、その場でお召し上がりいただくことができれば、その良さを存分に味わっていただくことができるのではないかと思いました。

店頭で製造販売している弊社ならではのサービスが展開できるのではないか!!?

と思い、早速試してみることにしました。


まぁ、結果はこんな感じです。

癖がなく、綺麗すぎて、何か物足りない気持ちでいっぱいになったのでした。


新年あけまして心機一転、孔子廟堂碑の臨書

2022年01月20日 | 日常
林田のおせんべいさんの投稿 2022年1月17日月曜日


こんにちは、拓三です。

昨年は一年間、「九成宮醴泉命」という楷書の古典の臨書をしていました。

まだまだ練習量が及ばず、正確にかけるようになっていないのですが、飽きてきてしまい、吸収量が下がってきているように思えたので、新年もあけたことですし、心機一転、古典を変えることにしました。

今年は「孔子廟堂碑」の臨書をしてみたいと思います。

「九成宮醴泉命」はキッチリカッキリ寸分たがわず、という気持ちで書かないといけないのに対し、「孔子廟堂碑」はゆったり穏やかに書くので、練習していて精神的に楽です。

こうして一つずつ違いを理解しながら、字を書く、ということを楽しんでいけたらと年をとっても楽しめるいい趣味だなぁと思うのでした。




餅の生地はリズムよく並べていくのです。

2022年01月13日 | 林田のおせんべい
林田のおせんべいさんの投稿 2022年1月13日木曜日


こんにちは、拓三です。

当店の福耳柿餅は生地から手作りのオリジナル商品です。

お餅を棒状に伸ばして、機械で一枚一枚、ガチャコンガチャコンと切っていきます。
切るのは機械がやってくるれるのだから、切れたお餅も自動で並べてくれれば楽なのに、そうはいかないのが、家族経営の零細企業の無念なところです。

人工知能。センサー付き機械。
そういった先進的機械とは無縁の世界。

人力でひたすら並べていきます。

しかしどうせやるなら、リズムに乗って気持ちよく、楽しんだもの勝ちです。
餅はくっつくので、リズムよくやろうとしても、様々なアクシデントを引き起こします。
アクシデントにとらわれると、次から次へと切れていく餅に対応しきれず、流れ流れて落ちてしまいます。

外から見れば流れるように作業しているように見えても、心の中ではアクシデントに見舞われないよう、そうはさせるかと、様々なドラマが繰り広げられている、そんな零細の楽しい職場なのであります。

すぐにリトライ、着物でキャッシュトレー

2022年01月10日 | 日常
林田のおせんべいさんの投稿 2022年1月9日日曜日


こんにちは、拓三です。

前回ご紹介した大島紬のキャッシュトレー。
ニスを塗ると柄が良くわかならくなってしまいました。

きっとこの原因は柄の色が暗いせいだろうと思い、近くの呉服屋「長谷川呉服店」さんに行き、綺麗な柄の端切れの帯を購入。
早速試してみました。

するとこちらは予想的中のドンピシャでした!
柄は綺麗に出るし、ニスを塗った後もザラザラ感があり、お金を取りやすいのです。

これでお正月にいらっしゃるお客様の目を引くこと間違いなし、と思うのでした。





大島紬のキャッシュトレー

2022年01月08日 | 日常
林田のおせんべいさんの投稿 2022年1月5日水曜日


こんにちは、拓三です。

お店で使うキャッシュトレー。
いままで和紙を貼ったものにニスを塗って仕上げたものを使っていたのですが、落下の衝撃で端から切れてしまいみすぼらしくなってしまいました。

作るのに手間が結構かかるので、そう簡単にみすぼらしくなってもらっては困るので、今回は布で作ってみることにしました。

以前に作った茶箱に張った大島紬の端切れを使い、挑戦です。

布を貼ったところで、すごく素敵に出来上がったのですが、実用上ニスを塗らないわけにはいかないため、ドキドキしながら塗ったところ、各段に質感が落ちてしまいました。

布なので表面を平にできないので、凹凸ができ、それがさらに光を反射して布の柄を見えなくしてしまったようなのです。

諦めきれず、何度か塗り重ねて、耐水ペーパーで磨いてを繰り返した結果、なんとか妥協できるところまできたので、これでお終いにすることしたのでした。