怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

光の激突、怪人クンVSミラーボール

2008年07月30日 | Weblog
<7月29日(火)>

モヤモヤとか何があったわけでもない。けど、無性に飲みたくなって今宵街に出た。
柔らかい風。おかげで、蒸し暑さをいっとき忘れた。
南の方角へ進む。たぎる冒険心。どうせなら初めての店がいい。そうだ、このところ気になっていたあそこにしよう。
ネオンの激戦区からはちょっとばかり外れている。とある場所を目指す。穴場的スポットと呼べるかも?
雑居ビルの前に立つ。未知のキャバクラ。怪人クンが狙いを定めたアルファベットの名前は3階にあった。よし行くぞ。
エレベーターが開くと入口が2つ。ん? 何も書かれてないけど、これはどっちを開ければいいんだ? 中からミュージックが響いてくるものの、1~2分躊躇してしまう。そのとき自動ドアが開いて、ヒゲの男が歩み寄ってきた。
おや、このコワモテ顔見覚えがあるぞ? ドン・キホーテのあたりでよく目にする。女のコに声をかけ、キャッチしている光景を何度ととらえた。向こうも怪人クンをわかっていたのか、あいさつのときに言われた。
「あの界隈、たまに歩いてますよね?」と。しばらくして彼がここの店長ということも判明。
ブラウンを基調にしている店内は思ったよりも広くない。けど別空間もある。奥のVIPルームではカラオケができるようになっている。
怪人クンが来店したのは20時50分頃。それから20分も経たない間にお客でいっぱになった。人気店なんだね。

60分の間に3人、いずれも美人系の嬢が付いた。顔立ちが派手なコばかり。ノリも悪くない。
今回、怪人クンの通された席は頭上にキラキラ、ミラーボール。前、左横、右横に鏡がある。自分自身に見つめられながら飲むというのは落ち着かないものだね、ムフフ…。
ベージュのハットをかぶっていた怪人クンは、彼女たちに言ってしまった。
「しかし、さっきからそこのすだれみたいなミラーボールがまぶしくて、まぶしくて」
「この席に座るお客さんたちも言ってますよ。『まぶしいね』って」
「やっぱり、おんなじこと思うんだね」
「そうですね」
ヒラヒラのミラーボール。さて、そろそろあれを出そうか?
「けどあの光には負けねぇよ。ほらっ!」
帽子の下から出てきたそれを目撃して叫ぶ嬢。とくに3人目の彼女は、パンパン手まで叩いて大爆笑だ。
「キャー、まぶしぃぃぃ~~~」
オイ、オイ、オイ!!!
光の激突、怪人クンVSミラーボール。
どうやらこの勝負、彼女のジャッジは決着つかずのドローに終わったようだ。


※次はぜひ、太陽に闘いを挑んでみたいと思います(写真)。