家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

上級特派員便り2011年6月25日

2011年06月27日 | Weblog
級特派員便り

2011年6月25日 @伊勢原校  晴れ

前回に続き、家具製作技能士(木工手加工)試験の課題の練習。

昨日の天気予報では少しは涼しくなるような予報でしたが、あに図らんや、少しも涼しさは感じません。むしろ昨日より暑いと感じるほどの天気となりました。
おもえば実技試験が決まってから天候をだいぶ気にするようになりました。それは試験会場が、エアコンなしだと聞いてから。
腰をかがめ、カンナ掛けやらノコギリ引いて、ノミトントン。かなり体温は上がりそう。試験当日、真夏のかんかん照りであったら体力が持ちませんワイ。

さてこのところ試験課題の練習に明け暮れています。もうすでに安全圏の方もいらっしゃいますが、全員合格を目指すこのクラスは、あと一息の腕の向上と時間の短縮が必要な感じです。鋸はいざ知らず、もともとカンナもノミもほとんど使ったこともないのですから慣れるまでには時間がかかります。なかなか思うようにいきません。
それでも、周りを見ると、みなさん、練習するに従って腕が上がってきているのがはっきりわかります。はっきり分かると言うことは、逆に言うとどういうことでしょう?深く考えないでください。
みなさんの奮闘ぶりは写真で見てください。







今週も佐宗講師お手製の梅ジャムをヨーグルトとともにごちそうになりました。
新潟から「平出商店」と言う道具屋さんが、伊勢原工場にやってきます。売れ行きは上々だったようです。ダニエルのお得意様価格で販売してくれたら嬉しいのですがね~。
中級卒業のM氏が冷たいものを持って励ましに来てくれました。ごちそうさま。頑張ります!

次回は、本チャンさながらの模擬試験です。すべての作業が時間内に終わるようにしたいものです。出来合いには目をつむっても。

堀江 記

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日経新聞 紙面で紹介いただきました。

2011年06月26日 | Weblog
「家具の学校」運営母体である、株式会社ダニエルか日本経済新聞の紙面で紹介されました。


株式会社ダニエルのオフィシャルホームページはこちら
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6月25日

2011年06月25日 | Weblog
初級は、塗装2回目です。暑さの中頑張ってました。

色の調合 どんな色にしようか本坊講師と思案中、

道具箱何色になるのかな?


中級は、スツールの脚の部分の手加工

専攻科削りだしでこのカーブを作りました。


今日は、新潟から道具屋の出張販売



横浜では、2級椅子張り試験の講習会
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ブログその10 ( 7期生)

2011年06月23日 | Weblog
6月12日 ガンウーマン@伊勢原
 塗装の授業に入ったので伊勢原へ初めて行く。この2カ月、毎土曜日通っていた岡野町のダニエルに行かないのは物足りない感じがしたので、13日の日曜日に散歩がてら、学び舎、ダニエル工房へ行ってみた。
帷子川の対岸から工房を眺める。住宅街の中、背の高いマンションに挟まれている佇まいだが、ダニエルカラ―とでもいうのだろうか、深みのあるブルーの社車が整然と並び、整理整頓が徹底された館という感じだ。労働環境の良し悪しが労働災害と密接不可分だということを取材した記憶がよみがえる。
マンションに挟まれた工房とは打って変わって、伊勢原南工業団地のダニエル工場に初めて足を踏み入れたのが12日。工業団地の中、しかも、工場に入ることは人生初めてだ。ダクトのようなものや、ここかしこに置かれている家具の山、種々の機器に目を奪われる。
3人の色使いの達人の先生が指導してくださる。最初に中級と上級科の先輩たちの作業場へお邪魔する。その後、道具箱の塗装の順序のビデオで説明を受ける。きっと、事前に録画のために時間を割いてくださったのだと思う。岡野町でも思ったのだが、録画画面での講師の実演は何なくスイスイと進んでいくので、ついラクそうと思ってしまう。これは大いなる勘違い。私でもやればできる?なぁんて大間違いも甚だしい。
15ページからなる教科書「家具の学校 塗装プリント」をいただいた。これが素晴らしい出来なのだ。適宜、図が入り、かつ、細かな説明が口語調で繰り広げられる。ちょっとしたヒントやコツ、さらには、コーヒータイムの絵なども入っており、和み系資料だ。
資料は和み系だが、塗装場の室温環境はけっこう厳しかった。梅雨入り前の晴れた日ではあったが少し蒸していた。そのせいか、塗装場の暑さに少し参った。しかも、有機溶剤を使うのでマスクをすると、いっそううっとうしい。
多分、お仕事で使う場合は部屋の管理状況が違うのだろうなと思いつつ、塗装場を眺めて回ると、壁に面白いものを見つけた。題して「5Sチェックリスト」五つのSとそれぞれの注意項目が書かれている。整理(6項目、以下同)・整頓(6)・清掃(10)・清潔(4)・躾(4)で、特に目を引いたのが、最後の「躾」。『掲示物の曲がり、汚れ、期間切れはないか。あいさつはきちんとされているか。靴は安全靴、または指定靴をはいているか。指定の作業服をきちんと正しく着用しているか』の4つの躾項目だ。「しつけ」という表現が抜群のセンスだ。
抜群のセンスに溢れた環境の中での塗装授業の午後の部が始まった。スプレーガンの難しいこと。「手先でやっていて体を使っていない」。「体が硬い。初めてとはいえさ、まだ分かんないかなぁ」。スプレーガンとの苦闘は次週へ。

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2011年6月18日 上級

2011年06月21日 | Weblog
上級特派員便り

2011年6月18日 @伊勢原校  曇りのち雨

前回に続き、家具製作技能士(木工手加工)試験の課題の練習。
前回までに一通り課題の各接手の加工練習をした。試験も迫っていることもあり今週は、ここで一度、課題を最初から最後まで、「通し」で製作してみることに。時間内に終えることを目指すが、出来ればよし、出来なくとも時間配分を実感する。時間配分とは、短い時間の中で能率よく作業することと、完成させるにはどの程度の出来合いで折り合うか、これらを会得すること。
普段より早い9時半より開始。昼休みを若干短めの45分として4時15分終了と設定した。
結果を振り返ると、2~3人が時間内に完成させた。残りの者も、今後の練習で行けそうな感じがつかめたと思う。
先週までの具合を見ると、今週は予想を上回る出来合いと感じた。この一週間、自宅で練習を重ねたたりビデオで復習したのでしょう、長足の進歩。
次回も全員合格目指して練習です。
次回は新潟・燕市から道具屋さんが、販売に伊勢原工場にやってきます。

堀江 記

写真1: 原寸図の作成からスタート

写真2: 腰型定規(治具)の作製

写真3:カンナ掛け

写真4:接手の一つ、加工両面留形包み5枚蟻組接ぎ

写真5:一番で完成しました

写真6:模擬試験、無事に終わって日が暮れて(皆でお掃除、左端におやつのフルーツケーキ、佐宗講師お手製です)
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6月18日の授業

2011年06月20日 | Weblog
初級は、伊勢原で塗装の実技でした。
説明を受ける生徒さん


ガンの練習


昼休みにダニエルスタジオへ

全員集合

中級は、機械加工

出来上がった部材


専攻科黙々と製作
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ブログその9 (7期生)

2011年06月18日 | Weblog
6月5日  ベン・ケーシーでも手が震える
 ダニエル工房の近くの浅間神社大例祭の日。午前の授業中、こども神輿の太鼓や声が遠くから聞こえてくると、ついつい窓の外に目と耳が行ってしまう。
さて、午前は、中級になってから使う電動工具の説明だ。先週、ボール盤を初めて使って、電動工具の威力と鋭さを体感したばかりだから、注意深く扱わないと指の欠損などに繋がることが実感に近い感覚だ。
電動工具を扱う「安全心得」をまず教えていただく。①体調管理、②手元だけではなく、大元のスイッチを切る、③工具に巻き込まれないような服装や髪形、④手袋、手ぬぐいを使わない、⑤刃物は柄を自分のほうに向ける、⑥ごみを払う時は手を使わず、エアなどを使う。
午後は、道具箱の最後の日。先週到達できなかった工程をすっかり忘れてしまっている。実は、出来なかった部分のやり方を忘れないようにと必死で記憶に刻み込んだ。おかげで夢にまで出てきたのに、今日は、すっかり無くなっている、アー。
今日は道具箱の中の仕切り板を仕上げて、天野先生の厳しい目でぐるりと全体をチェックしていただき、OKなら、ダニエルの焼印を押してもらえるはずだ。続々と焼印が押されていく。やっと私も先生の元へ。仕上げの紙やすりをもっと丁寧に掛けること、と念押しされてから念願のダニエル焼印だ。「やった!」
先生はもちろんのこと、教室の皆さんにたくさん教えていただき、手を貸していただきながら、道具箱が今、私の目の前にある。「おかげさまでできました、ありがとうございました」と、私の周辺の作業台の皆さんにお礼を言うと、涙があふれてきた。止まらない。生涯初めての作品だ。
細かい目で見れば、目違いやねじれや、釘跡や仕上げ不足の代物だが、とにもかくにも遠目で見れば、みんなと同じものができたというのが、本当に嬉しい。奇跡だ。
今日のタイトルの「ベン・ケーシーでも手が震えた」のは、焼印を押す時のこと。私の焼印を押すと、天野ドクター「いや、これはキレイにできた。うまくなったなぁ」と、相好を崩す。言いながらの視線の先には、道具箱ならぬ、その上部にある焼印。「最初の頃は手が震えてなかなかうまくできなかったんだよ。や、今日はうまくなった」。
そうか、ベン・ケーシーでも手が震えるのなら、学校始まって以来の超劣等生の心が喜びで震えても、ま、いいかっ。



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上級特派員便り6月11日

2011年06月15日 | Weblog
上級特派員便り

2011年6月11日 @伊勢原校  雨のち曇りまた雨

前回に続き、家具製作技能士(木工手加工)試験の課題の練習。

この日の前日、6月10日に受検者に受検票が届きました、やっと。受検票には試験日が7月10日と記載されていました。試験日がいつになるのか?重大な関心を持って確定を待っていました。我々は試験日を7月24日と予測して、それをターゲットに練習メニューも設定していたので、この予測外れは激震とも言える大変な驚きで受け取った次第。
だいたい試験の日程が、試験日の1ヶ月を切って、送付される受検票にて初めて知らされるというのは、なんとも合点の行かないところです。まったく合点がいきません。合点がいかん、合点がいかん、何度言っても仕方ありませんが。残された時間で練習するしかありません。気持ちが焦って怪我の無いようにしなければ。

さて、我ら上級7名ですが、すでに技量にはそれぞれ個人的理由と言いますか、個性と言いますか、腕のほどもみな同じではありません。
そういう事情で練習の項目は個人個人で変わってきました。苦手なところを何度も練習したり、順序良く接手を次々にこなしていく人やら・・・。それらに合わせて佐宗講師がアドバイス。出来上がりの評価と注意点、などなど。
ということで、練習風景写真を見てください。

堀江 記

写真1:練習で使う道具たち

写真2: 練習風景
 

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6月11日の授業

2011年06月13日 | Weblog
座学は、満塩講師の今年最後の授業でした。
午後は、道具箱が完成し、天野講師からダニエルの焼印を押してもらいました。
毎年恒例ですが緊張の一瞬です。




来週から伊勢原で、塗装に挑戦です。
中級は、スツールの幕板の加工です。
詳細は、次週掲載します。
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専攻科 通信 23-6-8

2011年06月12日 | Weblog
木洩れ陽通信、お休みペースが癖になりついつい間が空いてしまいます。5月28日、6月1日、4日と土、水の週2回ペースで進んではいるのですが、それぞれにお休みを入れたり、機械が使えなかったりで…と、作業の進み具合もつい言い訳になってしまいがち。
山本さん 第3作(4作かな?)目の模型がほぼ完成。折りたたみ、がっしり・しっかり度、ふんわり度ほぼ満足の出来栄えのようです。(折りたたみ時の自立がイマイチ‥) 島崎先生の指導に従い5パターンくらいできるかな・・
棚橋さん 2週続きでお昼過ぎの登校。(本職の方が忙しそうで大変です) 図面を見ながら、思い出しながら一作業ずつといったところでしょうか。ほぞ穴が側面に対して斜めになっているときどの様に掘っていこうか考えてました。やっぱり手加工が一番なのでしょうか。
中川さん 鑿を全部砥ぎ終わってさあホゾ作りかと思っていたのですがなかなかそうもいかず、図面を眺めながら修正(?)したり‥斉藤と二人で「世の中思うようにいきませんね!」と
関口さん 前回お休みで久しぶりに顔を見て、何だか作るのウンザリのような顔をしていたのですが、張りの講習会に向けてもありでダボ接着で枠を作り布テープ(ゴム?)折り込みの座面試作で伸び縮み具合を試していたのが、思いの他柄もよく出来て俄然制作に向けて意欲がわいて来たようでした。(枠作りではダボ接着で苦労し、「音聞いたら壊してるのかと思ったよ!」と関野先生にのぞきこまれてました。)
斉藤 先週水曜に角度をつけたオスほぞ作りまでやったのですがほぞ穴掘りは中級の角鑿セットのため中断。セットがそのままなので明日(水曜)は何してようかな。角度のついた面にほぞ穴を垂直に掘るための台になる積み木作りかな? 土曜は中級、上級の作業もありでともかく平日の特設授業で進めていくしかないのかな。(酒井先生よろしくお願いします)

4日(土)の朝、斉藤はいつもの調子で15分位遅刻。山本さん中川さんは欠席との連絡があったのですが、着いてみると中級、上級はしっかり授業が始まってるのに専攻科は酒井先生と前野さんがボソボソと。「もうそろそろ廃校にしようか‥」 皆さん遅刻せずに、意欲を持って取り組みましょう!!

今週は第2週、月一の会の日なのですが車で来たい人も多く。張りの講習始まりの18日(土)、横浜でどうだろうとの意見が多くその方向で・・ともかく11日(土)は無しという事で。来年の展示会へ向けての相談もしておきたいし、それを含めた月一の会とも考えているのですが。細かい事は次回通信で!

ところで4日(土)終了後、棚橋さんは神奈川県警と仲良くなったりしてました? 踏切を越えた所で止まって県警パトカーのお巡りさんと仲良く話し込んでたのは確か棚橋さんの青い車!?‥「やっちゃったの?」と話に割り込むのも悪そうなので、斉藤はそのまま素通り。で、どうなったのかな? あの踏切だとパトカーが隠れようもないと思うのだけど・・ 「世の中思うようにいきませんね」
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