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たんぽぽ

2012-03-01 04:03:38 | 雑記

リョウセイ君の昇級の一番の棋譜があったので、勉強させていただいた。

全体の手の流れとして、さすがに昇級の一番だけあって慎重に指してる感じがしました。

空中戦は、知識の世界と終盤力の世界で、知識の段階で定跡手順が多岐に渡っているので、相当研究していないと、この世界に入れないと思いがちだが、プロの先生の世界で8五飛戦法が流行っているので、子ども達は自然に入るのでしょうか。

図は後手が8五飛戦法を選ばないで、別の変化に出て角を切って竜を作り歩を垂らしたところ。

ここで▼8八歩!  渋い。

この将棋、私はまったく判らないが、後手としては竜が9一に居る時に、どこかで△2六桂を打ってから+△4五桂跳ねる手順が廻って来るかだと思うが、後手はそのチャンスを逃して△8七歩成に運命を託したのだろうが▲6九角として、しっかりガード。

終盤は、2枚のと金を作り確実に敵玉に迫って行き、オマケで3五の桂馬も取ってしまって最後は、後手が戦意喪失で投了。

研修会は、同じ人と何回も対局する機会があり、手の内は知られて居るので後手の子が8五飛戦法では勝てないと避けたのなら、それはそれでリョウセイ君の信頼度となっている。

潜在的には、もう充分Dクラスのレベルはあると思うので、春の到来とともに雪の下から青い空を夢みましょう。

あらためて、おめでとうございました。

 

 

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