ドライバーが打ててこそ！

この本のなかにドライバーショットの大切さが書かれている。
スタートを担うクラブとしてもっとも重要だと言っているのだ。

プロや上級者はドライバーで失敗しない。
チョロったり、テンプラしたり、ＯＢをたたいたりしない。
自治会シングルの面々もドライバー上手だ。

ティーショットほど条件のいいショットはないはずだ。
打つところは平坦で、ボールはティーに乗っている。
それなのに、失敗する比率が高い。
これはおかしい！

最初からゴルフを複雑、難解にしない。
ドライバーを安定的に飛ばしてこそ、ゴルフをやさしくできる。
ドライバ―こそ、しっかり打てることが大切だ。

ドライバーをフェアウェイに運ぶ。
そこからゴルフが始まるのだ。
ゴルフをしたかったら、ドライバーをしっかり飛ばせ！

正直、２打、３打の失敗はアプローチでなんとか挽回できる。
もちろんドライバーの失敗は２打、３打でもカバーできるが、その確率はぐんと下がる。

ドライバーが飛ばせてこそはじめて、ゴルフに参加させてもらえる。
そんな気がしてきた。

課題は分かっている！

河川敷スコアーを４月と９月で比べてみた。
４月は８９、９月は９０だった。
数字や結果がすべてであれば４月の方がちょっとだけいい。
でも、この二つにはちがいがあるのだ。

４月はトリプルが３回も出ている。
９月はトリプルがない。
そのかわりダボが６回に増えた。

ボギぺースで比べると、９月はダボ６つで６オーバーだが、４月はトリプル３つで６オーバーになる。
恐るべきトリプルの破壊力！

トリプルにはＯＢがからんでいる。
それと４パットもある。

９月はまったくＯＢはなく、すべてフェアウェー幅に飛んでいた。
ダボの原因は３パットが多かったことだ。
なんとなくまとまってきているのだ。

もう少しアプローチをよくする！
グリーンオンからワンピン以内へ！
そして、ワンクラブ以内へ！

課題が分かっている分だけ進歩しているのだ。

ゴルフストーリー！

退職して二回目の冬に、突然、ゴルフが不調になった。
１００を切れなくなったのだ。
８０台が連続して出せるところまで上り詰めていただけにショックが大きかった。

長～いトンネルに突入した。
真っ暗で何も見えない。
出口もないトンネルのように感じた。

河川敷のスコアーでふり返ってみる。
５月から８月がないのは雨で中止になったからだ。
・２月：１０２（５３・４９）
・３月：　９５（４５・５０）
・４月：　８９（４１・４８）
・９月：　９０（４８・４２）

２月、３月、４月はまだ混乱の中にいた。
もちろん、河川敷ゴルフのなかった５月から８月までの４ヶ月間も「五里霧中」の状態だた。

だが、スコアーだけはよくなっている。
これは河川敷の芝が成長してよくなったことが影響しているだけだ。
ゴルフは何一つ変わっていなかった。

４月にゴルフ仲間から「スコアーメイクはドライバーとアプローチだ！」という話を聞いた。
ドライバーでＯＢを出したら大叩き、アプローチは乱調を救ってくれる！
なるほど！と思った。
と同時に、ゴルフを変えよう！と思った。　

それからすぐにゴルフ５に走り、ドライバーを新品に買い替えた。
週一ショートコースに出かけることにし、アプローチを練習した。
さらに１００ページノートを買って来て、ゴルフ日誌を付け始めた。

５月、６月、７月、８月、河川敷ゴルフが雨で流れた。
その間も練習を続け、ゴルフ日誌に状況を記録し続けた。

突然、不調の原因が分かった！
スイングが「なってなかった」ことだ。
体全体を横に振って、ボールを払うように打っていたのだ。
これでは距離が出ないし、インパクトも不安定だ。

動画を参考にスイングを腕の縦ふりに替えた。
線でボールをたたくということやダウンブローで打つということがどういうことか、ようやく分かった！
練習場ならいつでも安定したショットが打てるようになった。
今までに比べたらスイングが格段に向上した。

以前のスイングでは時々９０は切れても、８０台を維持するのはできなかっただろう。
アプローチで何とかできても、どこかで大叩きをする不安をかかえたままだっただろう。

最近、ようやく出口が見え始めた気がする。
トンネルは通過儀礼だったのか？
スイングを見直すために経験しなければならなかったのではないか！

トンネルの中にいたけれど、そこにとどまってはいかなったのだ。
止まらずにずっと走り続けていたのだ。
だから、出口が見えてきた。

ゴルフに夢中だ！
自分なりのゴルフストーリーまでつくってしまった！
ああ、おもしろい！