かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

田舎って?

2009-02-20 08:38:02 | みちのく号の車窓から
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今週は冬らしさの戻ってきた1週間でしたね・・どうやら今日から明日にかけても荒れ模様の予報、帰りのみちのく号が心配です。

今日の午後、とある一行10名程がスキーとホルモン、温泉を楽しむ旅行に鹿角にやって来ます。

一行のリーダー(幹事)は水晶山スキー学校の創始者といえる人物で、仕事で鹿角を離れてからも毎年スキー好きの仲間を募りやって来てくれるのです。

驚かされるのは彼らの平均年齢です。平均60才を越えています。60才?最近の高齢化社会ではまだまだ現役で、特に驚くべき年齢でもと思われるでしょうが男女の構成がすごいのです。

人数は半々ほどで、女性は30代から40少し越える位・・・ということは男性は70才越えの方々となりますよね・・・若いといいますかお盛んと申しますか・・・とても和気あいあいにスキーを楽しみ、アフターで温泉三昧とお酒でしかも半端な楽しみ方ではないから羨ましいの一言です。

名も無き田舎者がご一行に招待されるようになったのは4年前でしょうか・・・人生経験豊かで多方面に見識豊富な彼らとの一時はまさに「人間成長」の学びの場であり毎年心待ちしているのです。

何故彼らはリピートして毎年鹿角に来てくれるのか?一度聞いてみたことがありました。

答は・・「変に作られた物が何も無いから」「何となく故郷の香りがして」「自然なもてなしがいい」と・・・

今の日本の繁栄を作り上げた人が心安らぐ時・空間が鹿角にはあり、彼らには肌で感じるのでしょう・・・

田舎なのに田舎を演じたり作ったりしようとしている事の「愚かしさ」を恥じるべきではないか?・・考えさせられる。