「協同労働」への取り組み

本日は埼玉県内を菱形に移動。
浦和→東松山→春日部→八潮→草加→浦和
衆議院解散がいつ行われてもおかしくない状況の中、
候補予定者の事務所は臨戦態勢だ。

春日部では「協同労働の協同組合法」法制化に向けた
市民会議でご挨拶をさせて頂いた。

私自身、政治の世界に入るまでは民間企業で１８年間働き続けたが、
その間、３つの会社に勤務した。
「全員経営」を理念とし労働組合が存在しない会社、
外資系の実力主義の会社、大企業の中での契約社員という非正規雇用。
会社によって人事の考え方や労働形態はさまざまだが、
そこでは常に「働く側」と「雇用する側」という「労使」
の枠組みが前提となっている。

「協同労働」はこれまでの「労使」という既成概念の外に
「新しい働き方」を求める取組み。
言い換えれば、新しい社会の在り方、新しい価値への挑戦
だと私は理解している。

不安定な雇用環境が社会全体に暗い影を落としている。
時代の変化に見合った働き方の多様性、その選択肢のひとつとして
「協同労働」への取り組みに期待したい。