相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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最古の力士墓碑…

2012-03-17 12:53:18 | 日記
讀賣『大相撲』誌「読者席」より転載してみる。
昭和四十九年二月号の末尾…。

  鎌倉十七のこと
 鳥取市立川町の広徳寺に力士の墓としては
日本で一番古いものがある。それは鎌倉十七
のである。
 広徳寺の住職さんにたずねましたら、鎌倉十
七は宮城県で寛永の年に生れた。鎌倉で勧進
相撲があり優勝した。その年が十七歳であった
ことから、彼のしこ名は鎌倉十七となる。後に
「日下開山鎌倉十七」とも呼ばれる。鳥取藩の
池田光仲侯のお抱え力士となる。
 鎌倉十七は六十歳になっていた時に池田侯
の所望で、横綱の元祖明石志賀之助と対戦し、
見事に明石志賀之助に勝った。当時の明石は
破竹の勢いで、誰も勝つことはできなかったと
いう。鎌倉十七のご子孫は鎌倉市に住んでおら
れるとのこと。
 また、大相撲一行が鳥取地方に巡業に来た時
には、ときおり墓参するという。

 なんで『大相撲人物大事典』がその存在を
抹殺したのか…まったく理解に苦しむ次第。
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