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会社内で起こった出来事や、現場のレポートなどを紹介する会社の日記です。

街角のAED(自動体外式除細動器)

2005-12-02 | Weblog
福井市の高校生川崎沙織さん(16歳)は体
育祭のリレーのバトンを友達に渡した直後
倒れ込んでしまいました。

重い不整脈「心室細動」を起こし、心臓が
機能を失った為、救急車で搬送後、病院で
電気ショックを施したところ、心臓は再び
動きだしました。
しかしその鼓動再開までの間「20分間」も
心臓は停止しており酸欠状態が続いた脳は
機能が戻らず、残念なことに4日後に息を
引き取りました(せめて5分以内なら・・)
学校をほとんど休んだことのない元気な娘
さんだったそうです。
お母さんの話では、4日間の間で擦りむいた
頬の傷は、意識がなくても日に日に治って
いく位に元気なのにと悔しくてたまらなか
ったそうです。 
米国では一般の人達がAED(自動体外式
除細動器)を使って心室細動で倒れた人を
その場で救っていることを、後日、本で知った
そうです。お母さんは福井県の西川知事に
「学校や競技場にAEDを配置してください」
とメールを送りました。
福井県では県立高校やスポーツ施設に2年間
かけてAEDを66台置く計画だったのが、「即時
配備」を決めて本年5月にはすべて設置が終わ
ったそうです。 
お母さんの言葉に「救命法を知るということは
運命さえも変わるんです。目の前の命を助け合
える世界になってほしい。それが娘からメッセ
ージだと思っています」とあります。

公共の工事を行い、人が沢山集まり、ダムやトン
ネルや発電所や大型プロジェクトでは、寝食を共
にして昼夜交代作業で激務に挑む人達がいます。
どうか建設業にもAEDを普及させたいものです。
お互いに仲間を救いあえる建設業であるべきです。

弊社はそんな気持ちで、ボランティアのつもりで
AED(自動体外式除細動器)の販売及びレンタ
ル促進をしています。

ご質問や、貴社事務所や現場にAEDをレンタル
で置いてみようかと思いの方は是非ご一報下さい。
その1台で尊い命が何分間のことで助けることが
できると思います。
       

川崎真弓さん(お母さん)のホームページ
 http://sakurarooom.chu.jp
沙織さんが倒れた当日の様子や真弓さんの思い
や心室細動の説明やAED講習会の様子が綴ら
れています。



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