最近の車は衝突しそうになると自動で警告と共に
ブレーキが掛かり衝突を回避してくれる。
走行レーンの白線も認識してはみ出さないように
ハンドルが自動で調整して無理なく動く。
自動運転にはレベル0~5までの段階があると聞いた。
レベル0~2は、事故時には人に責任があり、
レベル3~5の事故時にはメーカーに責任が問われると
いうものである。ということは、レベル2と3では大きな違いが
あることになる。
レベル2とは部分的な自動運転で運転手は常に監督が必要な域。
レベル3は、緊急時を除き、運転を車に任せられるというものと
言われている。レベル5に至っては、完全な自動運転で運転手は
不要となる。
この夏ごろにアウディが発表したレベル3の市販車は、緊急時以外は
ブレーキもアクセルも不要。後部座席で会話していたり、車載テレビを
見て居たりができる域らしい。電波を発するメールなどは障害になるので
禁止されているとのこと。このレベル3の市販車を乗れるのは、今の所
ドイツ国内だけと、アメリカのフロリダ州だけが可能ということ。
この自動運転システムには世界中の自動車メーカーが凌ぎを
削っている。トヨタしかり、ニッサンしかりである。
日本では手放し運転は法律上は禁止されており、2020年の法改正
の予定を待ち、レベル3の域の自動運転を目指しているという情報だった。
建設業も急速にAI(人工知能)化、自動運転化、遠隔操作化をよく聞く。一方では外国人労働者の
参入が進みつつある。慢性的な、次世代への技術継承者不足、建設現場就労者の不足を
打破できるのはAI化、自動運転化しかないのだろうか。