New Japan Development CO

会社内で起こった出来事や、現場のレポートなどを紹介する会社の日記です。

『トンネルと地下』11月号掲載記事

2007-11-12 | Weblog
『トンネルと地下』11月号の47ページ
に「低濃度グラウトの基礎的研究」の
テーマで弊社の共同開発している技術が
掲載され、謝辞の欄に弊社の社名と社員
数名の名前が載りました。

(社)日本建設機械化協会、施工技術総合研究
所と清水建設㈱、弊社顧問でもある宮永氏の共
著です。

トンネルや地下構造物の岩盤の止水性を追求す
る技術は透水係数やルジオン値が低いレベル程
非常に難しくなります。
特に1ルジオン以下の止水改良は従来の技術では
難しいオーダーですが、その可能性を追求して
研究開発している次第です。

たとえば、
①地下水位を低下させずに掘削しなければいけな
 いトンネル工事
②湧水量を極力抑制することを条件とした工事
③地下水位の流動や方向を抑制したい工事
④地下の有害物質を拡散流出させたくない目的の
 工事
⑤なかなか透水係数やルジオン値が低下しない岩盤
 の恒久的改良を行う工事
⑥漏水量の多いダム、貯水池の基礎岩盤改良
⑦放射能物質等の地下埋設を行う工事
⑧超微粒子セメントや薬液での止水改良の工事費
 コストが高くなる現場の代替工法の案として

等々、将来の建設現場に活躍ができるケースがある
と思います。

常に新しい技術を追求する姿勢を持ち続けています。
ぜひ、お問合せください。





水に触れると膨らむウォーター土納袋

2007-11-10 | Weblog
台風時や津波、大雨の際の河川氾濫、等
の水害発生時には砂を詰めた土納袋がよく
活躍しています。

特に最近は地球温暖化の影響もあって、
台風の規模が大きくなったり、時間当たり
降雨量が上がってきていることも多いです。
そのため河川や下水が氾濫したり、洪水で
浸水被害が起こっています。

今までは洪水や河川氾濫が起こりそうに
なってから、土納袋に砂を詰めて浸水を
軽減していましたので、あわてて重たい
土納袋を作るため、人海戦術で砂を詰め
るのと、重たい砂袋を運ぶ作業が時間の
ない中にも必要な現況でした。

今回、販売を始めるウォーター土納袋は
平常時はペタンコで場所を取りませんが、
水に触れると水を急速に吸い込みながら
膨張し、土納袋に変身します。

お年寄りや子供さんでも簡単に持ち運びが
できるくらい軽量で、長期保管ができます。

万が一の水害時にはウォーター土納袋を
設置すれば、勝手に水を吸って適当な重さの
ある土納袋に変身していきます。

美しい四季のある日本ですが、逆に言えば
非常に自然災害の多い日本です。

官公庁や公的施設、交通機関や大規模商業
施設、建設現場等には、万が一の水害の際に
役立つことと思います。

また用が終わって廃棄する場合も特殊な有害成分
は含まれておりませんので産業廃棄物にならずに、
一般ゴミとして捨てれますので余分な費用も掛か
りません。

詳しいお問合せは、グループ会社の新日本エンジ
ニア㈱で取り扱っておりますので、お引き合い
ください。カタログや資料を用意しております。





スカイステーションが新聞に掲載されました。

2007-11-10 | Weblog
弊社から提案、採用されたスカイステーション
工法が9/20夕刊、9/21朝刊(毎日新聞)に
写真掲載され、地下備蓄基地の大断面の
中で作業する状況が写っています。
(ご案内が遅くなりましたが・・・)

これからも、今迄の現場経験に裏付けされた
ことを基にしながら、自由な発想やアイディア
を持ちながら創意工夫をして、現場の課題や問題
を積極的に解決していくことがチャンスを広げる
大事なことだと思います。

自分達が提案する技術で、関わりのある多くの皆
さんに安全で便利になったと喜んで頂けることが
技術者としてのひとつの誇りでもあり、喜びでも
あるといつも感じていたいものです。

人が喜ぶ技術こそが優秀な技術だと思います。
またそれが社会貢献に継ながることでしょう。

役職員一同、感謝の限りです。
ありがとうございます。
このことを励みに次の技術に更に頑張りたいと
思います。