New Japan Development CO

会社内で起こった出来事や、現場のレポートなどを紹介する会社の日記です。

地域産業保険センター

2006-04-11 | Weblog
この度の労働安全衛生法の改正で
「週40時間を超える労働が、1月当たり
 100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が
 認めれる時は、労働者の申出を受けて
 医師による面接指導を行わなければな
 らない」等の健康管理の充実が求めら
 れています。

こういった労働者の健康管理について、
厚生労働省の委託事業としてされている
「地域産業保険センター」の活用があり
ます。

上記の相談や面接指導を「無料」で秘密
厳守の上、実施してくれます。

また、定期健康診断の有所見者についても
就業上の措置を健康診断個人票(様式5号)
に産業医が記入しなければなりませんが、
「戸別訪問産業保険指導」をして頂ける
ので併せて利用するのも良い方法です。
ご参考まで。

改正労働安全衛生法

2006-04-11 | Weblog
本年4月1日から労働安全衛生法が
一部改正されました。(S47年以来の大規模
な改正です)
労働災害は長期的には現象傾向にありますが
いまだ年間1600人の死亡災害が起き、54万人
の方が被災しています。
また、1件で3人以上の死傷者数がでる大規模
な重大災害は増加傾向にあります。
(参考:交通事故死亡者は年間約8000人)

改正のポイントは、
①長時間労働者(残業が100Hr/月を超える等)
 かつ疲労蓄積が認められる時は労働者の
 申出を受けて医師による面接指導を行わ
 なければいけません。
②一般健康診断に加え特殊健康診断を受け
 させた場合の結果は、労働者本人に通知
 することが義務になりました。
③危険性・有害性の調査及び必要な措置の実施
 設備や原材料の危険性・有害性のリスクア
 セスメントを行い、その結果で必要な措置
 をするよう努めなければいけません。
④上記③の調査を含め労働安全衛生マネジメント
 システムを実施している事業場は計画届が免除
 されます。
⑤本年10月1日から安全管理者は厚生労働大臣が
 定める研修(9時間)を受けた者の中から選任
 されなければいけません。
⑥安全衛生管理体制の強化(追加)
⑦製造業の元方事業者による作業間の連絡調整
 の実施
⑧化学設備の清掃等の作業の注文者による文書
 の交付
⑨化学物質等の表示・文書交付制度の改善
 (対象となる物質・絵表示は本年夏頃決定)
⑩有害物ばく露作業報告の創設
 (対象物質・提出期日は別途告示予定)
⑪免許・技能講習制度の見直し
 ・クレーンとデリックの運転士免許は別で
 したが統一されてクレーンデリック運転士
 となります。但しクレーンだけの限定免許
 が設けられます。
 ・地山掘削作業主任者と土止め支保工作業
 主任者は別でしたが統合されます。
 ・ボイラー据付工事作業主任者技能講習を
 廃止。必要な能力を有すると認められる者
 の中から作業の指揮者を定めることに改正。
 ・特定化学物質と四アルキル鉛等作業主任
 者は別でしたが統合されます。
 石綿取扱い作業は「石綿作業主任者技能講
 習」と分離して新設になりました。

 詳細等詳しくは最寄りの労働基準監督署まで
 お問い合わせください。
 特に⑤の安全管理者講習(9Hr)は受講する
 必要がありますので、講習予定を確認して
 ください。

市内清掃ボランティアについて(NPO)

2006-04-11 | Weblog
「美化強化DAY」として毎月1日は
市の奨励する清掃日です。
住居・事業所周辺の清掃活動を喚起
しています。

清掃ボランティア団体の育成・活動促進
を図るため、清掃用具の交付を行ってい
ます。交付される条件は①構成員が20名
以上であること②月1回以上の活動を行っ
ていること等々です。
交付される用具は、「ほうき、ちりとり、
火ばさみ、軍手、ゴミ袋等」です。

清掃ボランティア団体には市から「美化
運動功労者表彰」制度があります。

暖かく外出しやすい季節になりました。
各事業所で清掃活動を広めましょう。