
2016年11月7日(月)
大菩薩嶺雷岩直下からの富士山
富士山、薄くなっちゃうなぁ~。(^o^; ですが、実際に見ると美しい景色でした! 手前の山々はまだ紅葉真っ盛り、高い所はカラマツの黄葉が映え。 お天気は良く明るかったのですが、朝の曇りの湿気、富士山手前の雲の白、富士山逆光のせいかどう撮ってもこうなってしまいました。 ま、実力不足もあり御勘弁ください。
6日(日)のクラス発表会も終え、気分は心底ホッとしたところ。 遠くの山にもしばらく行っていなかったし、天気も良くなる予報だったので、ここはパ~ッと打ち上げで、気分良く景色の拝める所へ!、と思い行ってきました、大菩薩嶺! 「日本一の富士山、待っててねぇ~!!」という気持ち。w
関東全域どこも一日中お天気が良さそうな予報に気を良くして朝起きましたが、車を出すと空は暗くとも曇りなのが良く判る。 「あら。なんで?」と思いますけど、中央高速走っているうちには晴れるよね。 笹子トンネル抜けたら晴れるよね。。。晴れませんでした。(^o^;
晴れないどころかすごい曇天。 山の上は見えません。 「平日で空いているだろうから登山口くらい確認に行こう。その間に晴れてくるかも知れないし。」とわずかな期待を抱いて上日川峠(かみひかわとうげ)へ。 実際上日川峠への道に不安がありました。 また、人気のお山なので駐車場がどうなっているかの心配もありました。 駐車場は混雑時には警備員さんが誘導してくれる、とkazuさんから教えていただきましたので、まぁごったがえすことはなさそうですが、それでも道はダートか、すれ違いとかどんな具合だろうか、くらい確認しておいた方がいいでしょう。
kazuさんがとっていらしたルート、青梅街道(R411)側から入ることにして上る。 道はだんだん細くなります。 途中交互通行はムリな場所も急カーブもあります。 とは言うものの、全面舗装道路で道自体はしっかりしていますから慎重運転で行けば大丈夫です。 ちなみに峠までは国道20号線からのルートもあります。 両ルートとも冬季は閉鎖になります。

天気は一向に良くなりません。 雲の中に入って行くようです。 が、途中見えたカラマツの黄葉が美しかったので、路側の幅のある所に車を停め撮影。

紅葉もきれいでした。 こういう景色を撮って「今日は西沢渓谷にでも行ってみようか」と思っていました。

そして上日川峠に到着。 平日曇っているせいかw、第一駐車場に余裕で駐車。
辺りを歩いてみます。 紅葉を撮ったり、ロッジ長兵衛さんの食事メニューを見たり。w
計画では朝7時頃から歩き始め唐松尾根を登り大菩薩嶺登頂、その後大菩薩峠を経て石丸峠から戻りたかったのです。

白い中を何名かが登って行きましたが、富士山が見られなければ登りたくないな、と思っていました。
が、8時頃になりだんだんと雲が晴れてきました。

と、見る間にこんな青空が! しかし数分でまた白くなるという事を繰り返していたのでぐずぐずしておりました。
が、結局8時40分ごろ、「富士山が見えなくても登って帰ろう!」とようやく決心してしゅっぱ~つっ!\(^O^)/
青空の威力ってすごい。w

福ちゃん荘までは登山道を通ってみる。

終盤とはいえところどころに美しい木が。

青空だと何でもきれいに見えるんだ。w

約30分かけて福ちゃん荘に到着。
福ちゃん荘もいろいろ美味しそう~。 っていつもメニューチェック。w

福ちゃん荘の前にはこの通り。
トイレもあり、分岐もわかりやすいから間違えないね。(←だれ?w)
わたしは予定通り唐松尾根に行きます。
しばらくカラマツなどの森の中を歩き、だんだんと登りが急になってきます。
「そろそろ見晴らしが良くなってきたかも」と思った頃、恐る恐る振り返ると。。。

やったーっ! 見えたーっ!!\(^O^)/

更に登って行くと眼下に塩山の街?

更にその奥には見にくいですが悪沢岳、赤石岳、前聖岳、でしょうか。

だいぶ登ってきました。 上日川ダム(大菩薩湖)も見えてきます。
近くを歩いていた方が、「雲が流れているところに頭を出しているのは三ツ峠だよ。」と教えてくださいました。
地図を見ると、その向こう辺りに河口湖があるのですね。

雷岩が見えました!
たくさんの人が休んでおり、景色も良いので私も岩の上に乗り少し撮影をしてから
大菩薩嶺山頂に向かいました。

と~ちゃ~くっ!(10:45) 日本百名山登頂だぁ~!
一応周りを見回してw、すぐに雷岩に戻ります。

富士山、本当に見られてうれしかった~!!
色は良くないですが、こんな滝雲のような景色もいつ見られるとも限りません。

富士山から右の方を見ればこの景色。
右から甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鶏岳、左端ちょこっとしたのが塩見岳でしょうか。

北岳、間ノ岳、農鶏岳
では、雷岩からの動画眺望をどうぞ。
大菩薩嶺、雷岩からの眺望

雷岩で一時間ほどゆっくりしてしまったので、そろそろ下山します。
雲の中に見える頂は丹沢の山々らしいです。

小さなカラマツを抜け神部岩、その先介山荘までずっと富士山が見える見晴らしの良い稜線歩きです。
つづく