out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

イヴの園 栂池を訪ねる #1

2016-07-15 13:01:27 | 山登り in 長野県エリア

2016年7月10日(日)
栂池自然園より(左から)白馬鑓ヶ岳(2903m)、杓子岳(2812m)、白馬岳(2932m)を望む

 いつもの皆と北アルプス・唐松岳に登ってきました。 待ち合わせは10日夕方、八方池山荘で。 登山は翌日11日決行!
 9日(土)、翌週のための仕事を片付け、夕方長野に向かい前泊。 10日(日)は朝からの時間を使って白馬周辺を楽しむ計画。 日曜早朝に起きると予報に反して空はどんより。 さて、どうするか。。。


 白馬に向かい谷あいの村を車で走って行くと、急に現れた神々しい頂。 思わず車を停めて「晴れるかな!?」と。

 しかし、その後高い山々の雲が晴れることはなかったのだけど、予定していた「青鬼の棚田」には行ってみようと向かう。 が、山を上り始めると「道路災害のため立ち入り禁止」の立て看板が。。。
 時間はまだ6時前。 他に気になっていた撮影スポットをチェックし、もう一カ所気になっていた場所へ向かってみる。


 それは短大生の頃、友人たちと作った小さなスキー同好会で何度か合宿でお世話になった宿、「くぼた荘」。 
 当時は普通の作りの大きなお宅、という本当の民宿という感じだったのに、随分立派になっていました。 お食事どころまで併設したみたいです。
 あの頃みんなで泊まりに行った時「周りは可愛いペンションがたくさんあるのに、うちに来てくれてありがとう。 うちはただの民宿だからせめて今日は女の子らしいケーキを焼いておいたわよ。」と可愛い美味しいケーキをご馳走してくれました。 料金も学生料金で安くしてくれて、お腹いっぱい鍋ものとおかずをいただきました。 あの頃の友たちと、また泊まりにいけたらいいなぁ、と思います。


 山も出ないので早朝撮影が思うようにいかないまま栂池へ。 やっぱりここもこんなです。 高い山に登るわけにもいかないので、せめて栂池自然公園に行ってお花くらい見たいと思ったのですが、あの雲の中に入って行って見られるのでしょうか。


日曜日だし、天気は良い予報だったのですが駐車場はガラガラ。
どこかに無料駐車場があったのかな? ゴンドラ始発まであと30分あるから?


で、「栂池パノラマウェイ ゴンドラリフト・イヴ」
いやぁ~、うれしいねぇ! アダムは乗ったことあるけど、多分イヴは初めて!


イヴに乗れたのは嬉しいのだけど、やっぱり上は白いよねぇ。。。


はい。 乗車7分で白い世界に突入。。。


けど、栂池自然園に着いたらこんなに晴れていました!
これなら高い山は見えなくても快適にお花を見られるねぇ!


右も左もわからぬまま、まずは「みずばしょう湿原」を右回りで行ってみる。 
なんか山に近そうだから。w
雲の合間から見える山々の一端。 すごいものが隠れている雰囲気。


ヒオウギアヤメ


クルマユリ


オタカラコウがきれいねぇ、などと撮っていると。
あれ。 雲切れてきてない?


おぉぉ~! 切れた~っ!!


うわぁ~! 素晴らしい~!!\(^O^)/
これだけで、もう来た甲斐があったわ!、と。


自然園を取り囲む山々からはあちこち滝が流れ落ちている。


素敵な小路だぁ~。
右手前は小蓮華山(2766m)らしい。
山が見えるうちにまた見晴らしの良い所に出るかなぁ。。。と歩いていると。


出たぁ~!(^◇^)
「わたすげ湿原」に出ました。
わたすげは見えないけど、キスゲがいっぱい!!
ここで見られたわぁ~、キスゲ。 うれしいっ!!





さらに歩くとこんなに素敵なフィールドを抜けて行く。
空といい、山といい、花といい、まさに楽園だ。


ちょっと前に yukoさん、トレッキングさんから連絡が入る。
「栂池に来るかも」という話だったのだけど、「風がないから八方池の水鏡を狙います。」と。
確かにそれもありだなぁ。。。けど、私はすっかり自然園の風景に魅了されていました。


「浮島湿原」までは行ってみよう、と楠川を越えます。


すると木道足元に。
おぉ! キヌガサソウ! 初めて見た!


大きいんだなぁ。 きれいだなぁ。
まるで地上のスイレンだぁ。。。


うわぁ! こんなにたくさん!
紅いのもあるんだ! と思ったら、多分これは終盤なのですね。w
けれどこの後さらにたくさんの群落を見ることができ、
本当にうれしかった。


オオバタケシマラン


スノキとか?


ゴゼンタチバナ





イブキトラノオ


で、浮島湿原。
ここはさっと見て、私も早めに八方池山荘に向かおうか、と思う。
とりあえず、すぐそばに浮島のある湿原が見えた左方向へ。

つづく