ayamiの子育ち 自分育ち日記

一人っ子の娘は小学校4年生の時に約4ヶ月間の不登校を経験しました。でも今は毎日元気に学校へ行っています。

最後の最後はやっぱり涙

2011-08-02 06:00:55 | 学校

最後の大会が無事に終わりました。

 

 昨年度、ようやく長く続いた銅賞から抜け出して銀賞を手にした子どもたち。

 

 今年はもうひとつ上を、というつもりでした、春までは。

 

 最後はもうやるだけやって賞は期待しないと言っていました。

 

 期待しないというか、もう銅賞決まりだし、別にいいし、と言ってました。

 

 まあ、それもそれ でも最後はみんなひとつになれたし十分だよねと私も思っていました。

 

 子ども達の演奏をこの大会で初めて聴きました。

 

 ん?なかなか良いんではないの?

 

 もっと下手かと思ってたけど、もしかしたらいけるんじゃない、なんて親ばかながら思いました。

 

 表彰式は代表が舞台に出て、一校ずつ賞状を渡されます。

 

金賞と言われるたびに、「キャー」という悲鳴のような歓声があちこちから上がっていきます。

 

 いよいよ順番がせまってきて、生徒たちの祈るような姿に私もドキドキです。

 

 結果は銀賞でした。

 

 銀賞と聞いた途端、舞台上の娘の目から涙が・・・

 

 同じく会場の生徒たちの目も真っ赤です。

 

 これは悔し涙?嬉し涙?

 

 どっちでもないよね、たぶんほっとしたんでしょうね。

 

 いろんなことがあって、顧問から表彰台に部長は立たせないと言われたり、保護者の一部から責められたり


娘の中で、かなりの重責を負ってたんだと思う。

 

 昨年から下がったら先輩に合わす顔がない、と言ってた娘

 

 銀賞と聞いてほっとしたでしょうね。

 

精一杯の拍手をしました。

 

頑張ったね。

 

 いい仲間に恵まれたね。

 

 一緒に泣いて一緒に笑って、一緒に乗り越えた仲間は大きな財産だね。

 

 前任の顧問の先生も来ていました。

 

 帰りに声をかけられました。

 

 「いろいろと迷惑をかけてしまいました。私が思ってたよりずっと大変だったようで、申し訳ありませんでした」

 

 と頭を下げられてしまいました。

 

「こちらこそ、ご心配ばかりおかけして、すみません」

 

先生にもっといてほしかったです、手放すには子どもたちにはまだ早すぎました。

 

と言いたかったけど、言葉にならず。

 

でももうここまでこれたしいいよね。

 

 ありがとうございましたと私も頭を下げました。

 

 そして、先生から「去年よりずっと良かったです。本当によく頑張りました。大変だったでしょう。金賞以上の出来ですよ」

 

 なんてありがたいお言葉でしょう。

 

 たくさんの感動をありがとう、と娘たちには言いたいです。

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (かのん)
2011-08-02 20:06:47
銀賞
おめでとうございます

部長という重責を背負いながらいろいろ大変だったけれど、娘さん、成長したことと思います。

自分の中・高時代を思い出し、胸が熱くなりました。

ayamiさんも、娘さんを見守り、気持ちを受け止め、時には励まし…。
お疲れ様でした。
そして…おめでとうございます
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かのんさんへ (ayami)
2011-08-03 16:54:57
かのんさん、ありがとうございます。

いろいろあったけど、成長させていただきました。
部活は8月いっぱいありますが、3年生は塾など優先する子がほとんどで、気持ち的にはもう引退って感じになってます。

次は受験です。
一日5時間勉強するらしいです...苦笑
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Unknown (みかん)
2011-08-06 12:02:17
銀賞おめでとうございます。

娘さん、吹奏楽の部長、本当にお疲れさまでした。
顧問の先生とのやり取りで娘さんはしんどかったでしょうね。
部員たちをまとめるという責任もあり、たいへんなことがたくさんあったことと思います。
ayamiさんはそんな娘さんの気持ちを受け止め、見守り、一緒に乗り越えてきたんですね。
ayamiさんもお疲れさまでした。
娘さんは苦しかったけど、このことで大きく成長したでしょうね。
最後は笑って、涙で終わって・・・記事を読んでいて嬉しい気持ちになった私です。
もう一度おめでとうございま~す
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みかんさんへ (ayami)
2011-08-06 14:32:05
みかんさん、ありがとうございます。
本当によく頑張ったなと思います。
夏休み、部活はまだ続いてますが、顧問との関係は相変わらず(汗)
それでも、何かを相手に求めるのではなく、自ら学んで行動する大切さを身をもって知ったようで、そういう意味においては成長させてもらえありがたい経験だったともいえます。

私は、いつも思うことですが、あれこれ考えすぎては心配し、見守らなければとあたふたしてるうちに子どもは勝手に答を出し、成長していた、そんな感じです。

読んでいただいて本当にありがとうございました。
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