ちょっと前の話になりますが、12月に個人懇談がありました。
まず、先生に一番に言われたことは、「合唱コンクール、ご苦労様でした。難しい曲をよく練習してくれました」と感謝されて恐縮しちゃいました。
成績の話ですが、まず前回のテストの結果と今回の結果、点数は今回の方が良かったけど、順位は前回の方が良かったと。
ということは、それだけみんな頑張ったってことです。
娘も頑張って合計点450点をはじめて超えました。
戻ってきた答案用紙を見せられても、正直もう私には何がなにやらわかりません。
いつの間にこんな難しい問題を解けるようになったのか、ただただ感心するばかりのバカ母ちゃんです。
担任の先生は、いまひとつ頼り甲斐のない、優しいおっとりしたタイプですが、そのおかげなのかクラスも平和なようです。
話も弾まないまま、では来年もよろしくお願いしますと早々に帰ってきました。
ところが、その後同じクラスのM君の母から電話があり、さんざん担任の文句を聞かされました。
「懇談会何話した?」にはじまり、
勉強のこと、成績のこと、何を聞いても明確な答がなく、来年受験なのにあの担任で大丈夫なのかとか、色々愚痴られました。
確かに、受験のことも何の知識もない私としてはこの先生に聞いても何もわかんないし大丈夫?って思いました。
でもまあ、受けるのは親じゃないしね。
担任に不満があるのもわかるけど、まず自分の子をしっかりさせようよって感じかな~
M君、すっごく癒し系の男子で、あんなにお母さんがガミガミうるさいのに、どうしてこんなにおっとりマイペースでいられるんだろうって不思議なくらいのんびりしてます。
娘は席が隣だったのでM君がどれほどのんびりしてるかの話を私に教えてくれます。
M君の母は、とにかく勉強しなさいと口を出さずにはいられない人。指示命令のオンパレード。
言っても無駄だよって言っても言わずにはいられません。
でも、幸いM君は右から左に流してるのか動じることもなく、そののほほんとしたオーラに娘は癒されてました。
やる気のないように見える子どもに、あれこれ言いたくなるのは親として当然のこと。
私は手出し口出しの恐ろしさを身に沁みて感じているので、ブレーキをかけることも我慢することも大事なことだと学びましたが、娘の不登校を経験していなければ、私もM君の母と同じように、ううん、それ以上にうるさい親に成長してたんだろうな。